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結婚式二次会幹事は忙しい?経験者が「大変」「疲れた」と語る理由と改善方法とは

結婚式二次会幹事は忙しい?経験者が「大変」「疲れた」と語る理由と改善方法とは

結婚式二次会の幹事は忙しくて大変、というイメージがある人も多いのではないでしょうか。

今回は結婚式二次会幹事が忙しいとされる所以と、「大変」「疲れる」と敬遠される具体的な理由を解明していきます。

幹事の仕事が大変だと敬遠される理由としては、大きく分けて新郎新婦との関係性と効率の悪さが挙げられるのではないでしょうか。

幹事をやるのが初めての場合はわからないことだらけで難しいかもしれませんが、計画性がなく効率化が図れていないために、何がどこまで終わっているのかわからず、余計に忙しさに追われた気になってしまう心理があるのではないでしょうか。

今回はなぜ幹事の仕事が大変なのかを解き明かし、大変さを軽減するために幹事たち本人、また新郎新婦が意識すべきことをご提案します。

結婚式二次会幹事が大変と敬遠される理由

結婚式二次会幹事が大変と敬遠される理由

結婚式二次会の幹事は「大変」「忙しい」「疲れた」というイメージがあるのではないでしょうか。幹事の役割にそのようなイメージが付きまとう理由を解明していきましょう。

新郎新婦がワガママ

新郎新婦は結婚式の準備と並行して行っていることも多いため忙しいので視野が狭くなっているということと、やはり自分たちの晴れの日なのでこだわりが突っ走ってしまいがちですよね。

幹事はある程度新郎新婦の要望を汲んであげることは必要だと思いますが、何事にも程度というものがありますよね。

例えば当日まで時間がなく急いで準備しなくてはいけなかったり、既に準備を進めてしまっているのにも関わらず「ゲームはビンゴなどのありきたりのものは嫌」「景品は豪華にしてほしい」「最後にゲストを感動させるエンディングムービーをつくって欲しい」など後になって意見されると幹事はたまったものではありませんよね。

時間と予算が十分であればまだしも、当日まで時間がない、または予算に限りがある中でさらにわがままを言われると精神的にも体力的にも大変になるのは当然ですよね。

幹事で計画を立てて進めていたのに覆されると、進めていた計画を白紙に戻さなくてはならず、報われない気持ちになります。

実際の経験者の体験談では、「もうビンゴマシンまで発注してしまったのに、やっぱりビンゴは嫌と言われた。苦労して準備を進めているのに解ってもらえていないのが寂しいし腹が立ちました」という声がありました。

幹事は新郎新婦とスケジュールや経費などの現実的な問題や会場などの第三者との板挟みになってしまいがちなことも、幹事が大変だと感じる原因でしょう。新郎新婦が幹事の負担を考えてくれないと過酷な状況になってしまいます。

新郎新婦が幹事をお願いする態度じゃない

新郎新婦主催の場合は、友人に幹事を依頼する形になりますが、決して楽な役割じゃないだけに、新郎新婦はこの依頼の仕方にも注意が必要です。

準備について丸投げだったり、幹事をやってもらって当然という態度が幹事に伝わってしまうとトラブルの元になります。

実際の幹事経験者からは「すごく大変な思いをして準備しているのに、横柄な態度で感謝の気持ちが全然伝わらず残念だった」という意見もあります。

中には幹事をやったことが原因でもう連絡を取っていないという人も少なくないようです。

普通なら、仲のいい新郎新婦のためなら多少の無理をしても喜ばせてあげたいと思うものですよね。しかしあまりに横柄な態度を取られたり感謝の気持ちがうかがえないと、ただでさえ大変なのにやる気も削がれてしまいますよね。

仕事量が多すぎる

幹事の大変さはまずその仕事量にあります。幹事は日常生活にプラスしてパーティーの準備を行わないといけません。幹事の仕事量はパーティーの内容と、新郎新婦と幹事間での役割分担で決まります。

ゲームなどイベントが多いパーティーだと、準備することも増える傾向にあります。

また「幹事の人数が少なく、一人当たりの負担が多くてとても大変でした」という経験者の声もありました。

仕事内容と幹事の人数が釣り合っていなければ、必然的に一人当たりの負担が増えることになるので注意が必要です。

結婚式二次会幹事の大変さを解消するコツとは

結婚式二次会幹事の大変さを解消するコツとは

結婚式二次会の幹事は大変な役割ですが、わざわざ余計に大変な道を選択する必要はありませんよね。少しでも幹事の大変さを解消するための工夫をしましょう。

新郎新婦の要望は早めに聞いておこう

後から新郎新婦に要望を言われて混乱することのないように、最初の顔合わせの時に新郎新婦の要望を聞いておきましょう。

その際に新郎新婦と幹事の役割分担までやってしまえばその後の動きがスムーズです。新郎新婦の要望を聞くのが後になればなるだけ帳尻合わせが大変になるので注意が必要です。

「新郎新婦の態度がひどく、感謝の気持ちも感じられず余計に疲れる…」という場合は、素直に新郎新婦に協力を仰ぎましょう。

「丸投げはきついよ」と素直に言っていいのです。

あまりにも理不尽を感じた場合は「幹事をおります!」と言うのも一つの手です。無理して続けても素直に祝福できないですし、自己不全感を抱えたまま準備をしていては我慢がたたって爆発し、新郎新婦との関係性を壊すトラブルにもなりかねません。

幹事の言い分も聞いてもらおう!

ある程度は新郎新婦のわがままを聞いてあげるのは必要かもしれませんが、実際作業に当たるのは幹事なので、幹事が仕事しやすい環境にするのは大前提です。

新郎新婦のわがままが目に余るようなら、幹事から提案をする必要があるでしょう。

新郎新婦は忙しさで視野が狭くなりがちなので、進捗状況を確認するグループチャットを活用しましょう。

新郎新婦もそのグループに入っていれば、幹事の進捗を見て状況が伝わることで、人数を増やしたり「これは自分たちでやるよ」など改善しようとしてくれるのではないでしょうか。

どちらか一方が我慢すると関係性を悪化する原因になるので我慢しすぎるのは得策ではありません。

予算や時間が限られているのに新郎新婦が無理難題を突き付けてくる場合は、「期間内にそれはできないよ」と素直に言うことも大切です。

新郎新婦は結婚式の準備も同時に行っていて忙しく、自分たちのことで頭がいっぱいになっていることも多いので、幹事として冷静にアドバイスしてあげることが重要です。

新郎新婦主催のパーティーであるとはいえ、幹事がストレスなく楽しく作業するために、働きやすい環境を自分たちで作ることも大切なのです。

また、幹事が働きやすい環境を提案するために、新郎新婦は幹事の依頼の仕方にも注意する必要があります。

幹事の依頼の仕方について解説した新郎新婦向けの記事もあるので、気になる方はチェックしてみて下さい。

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効率良く作業する

結婚式二次会の準備は多岐に渡り、当日から逆算して沢山の作業を同時進行で行っていかなくてはいけません。

何度も買い出しに行ったり他の幹事と作業が被って備品をだぶって買ってしまった、ということがあると混乱しますし、体力的にも経費面でも無駄になり余計に疲れますよね。無駄な作業を減らすために、事前に細かく計画を立て、効率的に作業する工夫をしましょう。

まずはやることリストを一覧にするのがおすすめです。詳細な計画を立てずに準備を進めると何をいつまでに終えればいいのか分からず、済んでいることも見えにくいので、準備漏れや二重で準備してしまう事態を招くだけでなく、精神的にも漫然と忙しさに追われてしまうのです。

これは一般的な結婚式二次会のやることリストです。このように時系列にすると優先順位が付けやすく、役割分担もしやすいため、常に頭の中をクリアにしておけるので漫然とした不安や忙しさ意識に追われ続けることも防げるのではないでしょうか。

行う期間 内容
半年~4か月前 ・新郎新婦にヒアリング、ゲストリスト
・幹事顔合わせ、打ち合わせ
・ゲスト人数に合わせて会場探し(見学・見積もりなど)
3か月前 ・会場決定
・招待状作成
・二次会予算の配分
2か月前 ・プログラムの企画・作成
・招待状発送
・VTR・BGMなど作成開始
1か月前 ・予算の決定
・必要備品・景品の買い出し
・余興、スピーチ、乾杯挨拶などの依頼
・当日の司会・受付・会計などの役割分担(もしくは依頼)
・ゲストの出欠管理
・プログラム調整タイムスケジュール決定、リハーサル
・座席表
・プチギフトの手配
一週間前 ・会場最終打ち合わせ
・ケーキなど発注
前日 ・備品、景品など必要なものが揃っているかチェック
・段取り最終確認
・搬入荷物確認、準備、発送

効率化できることの例としては、幹事は定期的な打ち合わせが必須ですが、幹事の人数が多いと集まりが悪く、集合場所もフェアではない状況になりがちです。

オンライン会議なら時間とコストをカットできるので、進捗報告程度ならオンライン会議やグループチャットでの報告がおすすめです。

買い出しに関しても、買うもの一覧表を作りなるべく一度で済むように買い出し計画を立てると無駄が出ません。

インターネットでの発注でも上限を超えると送料無料などのシステムを効率的に利用することで、電車代などのコストカットと時間の節約が可能です。今は景品発注サイトもあり、予算やジャンルでも検索可能なのでぜひ有効に使ってみて下さい。

他にも、会場のスタッフに質問したい案件が出てきたときには、他にも聞くことがないか幹事たちの間で確認を取り合い、「会場に聞くことリスト」を作ることで何度も電話しなくて済みますよね。

買い物も「買い出しリスト」を作り、さらには部門ごとに分けることで効率よく買い物ができます。新郎新婦と幹事の間では、常に進捗報告を行うことで二度手間を防ぎ効率化を図ることができます。

幹事は少しでも自分たちの負担を減らし、無駄に忙しい事態を自分たちで作りださないためにも、計画性を立てることと効率よく準備できる工夫を常に考えましょう。

幹事がやることリストに関しては下記の記事で具体的にご紹介しているので、ご興味がある方は見てみて下さい。

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結婚式二次会幹事のやることリストとは?幹事のすることを徹底解説

幹事の立場で「幹事の人数が足りない」「イベントが多くてパーティーの運営に不安がある」という場合は、新郎新婦に二次会幹事代行サービスを提案してみてもいいかもしれません。

プロに任せると安心ですが、新郎新婦のことをよく知る友人が運営するアットホーム感がなくなってしまうのを心配する人もいます。

業者によっては受付や司会などは友人幹事にやらせてくれるところもあるので、ぜひ調べてみて下さい。ただしプランによっては価格が高くなる業者もあるので業者選びは慎重に行いましょう。

ただ、結婚式二次会の幹事が楽、ということはまずないのが実情です。

引き受ける時にある程度の大変さは覚悟するべきでしょう。仕事や育児との両立が難しい場合は、かえって新郎新婦や他の幹事に迷惑をかけてしまうので、安請負は禁物です。

しかし結婚式二次会の幹事なんて人生でそう何度もできることではないので、仲のいい友人のパーティーを一緒に作り上げ、一番近くで祝福できることはとても光栄なことではないでしょうか。

一緒懸命企画して準備してきたことで、新郎新婦とゲストに喜んでもらうことができたら嬉しいですし、一ゲストとしてでは味わえない濃厚な思い出にもなります。心からの祝福と友人のために頑張る気持ちが大切と言えるでしょう。

その上であまりにも理不尽や苦痛を感じて疲れてしまったり、プライベートの時間が全く取れないほど忙しかったりするなど、大変な状況でも無理をするのは得策ではありません。体調を崩したり新郎新婦との関係性が悪化したりする火種にもなります。

そういう場合は友人として新郎新婦にアドバイスをして仕事をする環境の改善を図ることは、お互いのためにも重要なことです。

結婚式二次会幹事の「疲れた」「大変」「忙しい」は改善できるかも??

結婚式二次会幹事と言えばやることが多く大変というイメージではないでしょうか。

結婚式二次会幹事が楽ということはまずないので、ある程度の忙しさや大変さは覚悟の上で引き受けるべきではありますが、理不尽な要求に耐える必要はありません。

幹事の大変さを軽減する方法として、

  • 新郎新婦の要求は早めに聞く
  • 幹事の言い分も聞いてもらう
  • 計画的に効率よく作業する

という改善策をご紹介しました。

ある程度準備が進んでから新郎新婦に要望を付けくわえられて白紙に戻るというのは折角時間を割いたことが無駄になってしまいますし、精神的なダメージも大きいですよね。「これは譲れない」という要望は早めに聞いて企画に繁栄するようにしましょう。

新郎新婦が主役とはいえ、幹事たちがふたりのわがままに付き合って劣悪な状況で作業をするのはおかしなことです。

幹事も負担になり過ぎず楽しく作業できるように、無理難題を押し付けられそうになったら、冷静に提言しましょう。

仕事量の多さも幹事が敬遠される原因の一つです。いかに負担を増やさず仕事ができるか、常に効率を考えて計画的に動くことが大切です。

結婚式二次会幹事が楽ということは少ないので、大変な役割だということは理解した上で引き受けましょう。

準備期間中は忙しいですが、新郎新婦とゲストに喜んでもらえると嬉しいものですよ。何よりも友人の結婚を祝福する気持ちが大切です。