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結婚式二次会で行うクイズやビンゴなどのゲームを司会するコツとは

結婚式二次会で行うクイズやビンゴなどのゲームを司会するコツとは

結婚式二次会で行うゲームなどイベントの演出は、パーティーの目玉ともいえる最も盛り上がる場面です。

食事がひと段落し会場が和んできたタイミングでゲームなどのイベントを持ってくるのが一般的です。

一般的で人気なパーティーゲームと言えばビンゴですよね。

ゲストもルールを周知しているので司会進行する方も他のゲームよりハードルが低いという利点もあります。

また、クイズもゲストが参加しやすく結婚式二次会でもよく見かけるイメージです。

プロフィール紹介もかねて盛り上がるゲームにできる新郎新婦クイズがおすすめです。

景品があるゲームはゲストの参加意欲をあおり、会場も盛り上がります。

今回はクイズゲームやビンゴゲームを進行するときの司会のコツや注意点を解説していきます。

ゲームはパーティーで最も会場が盛り上がる場面なので、ゲストに拍手を促したり、効果的にゲストをイジったりするなど、司会者が率先して盛り上げる姿勢が大切です。

結婚式二次会のゲームを司会進行するコツ

結婚式二次会のゲームを司会進行するコツ

結婚式二次会でビンゴやクイズを企画する人は多いのではないでしょうか。

余興やイベントを進行するのは難しいというイメージを持っている人もいると思いますが、ビンゴはゲストがルールを周知していますし、クイズも参加のハードルが低く、景品があるイベントなので盛り上がりやすいのです。

司会未経験者でも、どのような段取りで進めるのかをはっきりさせてちゃんとアナウンスできれば司会進行も問題なくできます。

それでは進行のコツを細かく見てきましょう。

スタッフとゲームの段取りを話し合っておく

ほとんどのゲストがルールを周知していて一度は参加したことがあるであろうビンゴゲーム、また誰でも気軽に参加できるクイズゲームですが、前置き、ゲーム開始、景品の受け渡しなど、段階が分かれているのでどのような流れで進行していくのかを幹事や会場スタッフなど進行に関わる全員と共有しておくことが大切です。

まず景品をその場で渡す場合は、ゲームのアナウンス前に景品を陳列し、照明係や音響係、景品を渡す係など、ゲームの進行に関わるスタッフの準備が整っているのかを、しっかり確認しましょう。

また、その場で焦らないために、景品の渡し方についても細かく決めておく必要があります。

細かく決めておくべきなのは例えば以下のようなことです。

  • ビンゴの人がダブったらどうするか
  • クイズゲームの景品数より正解者が減ってしまった時の対応
  • 一人ずつ景品の内容を明かしていくのか、最後にビンゴした全員で景品を開けるのか
  • お笑い要素(衣装や仮面など)を入れるならその場で披露を促すのか

などでしょうか。

後半にかけて景品が少なくなっていき、ビンゴする人は増えていくのでビンゴの人が被る可能性も出てきます。

くじ引きなら複数人同時で引けるので問題ないと思いますが、残りの景品数よりビンゴの人数が多い場合はじゃんけんが無難でしょう。

クイズは全員に起立してもらった状態でスタートし、不正解者は座ってもらい、最後に正解者が残るやり方がわかりやすくて進行しやすいでしょう。

正解者が景品の数になるまで続けますが、質問が終わっても人数が多い場合はじゃんけんで決めるとスムーズです。

逆に景品の数より正解者が減りすぎてしまう場合もあります。5人残って欲しいのに、2人になってしまうなどということもあり得ます。

その場合は、一つ前の質問で着席した不正解者で敗者復活をやる方法が一般的でスムーズです。

ゲットした景品の内容を他のゲストに見せる瞬間も、会場が盛り上がるポイントになります。

どのようなタイミングで景品を渡し、当選者に開けてもらうのかも決めておいた方がスムーズです。

景品の中身が見える包装の場合は、くじ引きで当選番号がわかった時点でゲストに向かって「景品ゲット~!!」の笑顔を向けてもらいましょう。

包装を見えないようにして最後に一斉に開けるパターンは、イベントの最後を盛り上がるシーンに演出できる一方で、ゲーム中が盛り上がりに欠ける場合もあるので、ゲーム開始前に司会から目玉商品などを明かして、ゲストの参加意欲を煽る工夫をするのがおすすめです。

中には衣装や仮面、ヘリウムガスなど、景品にお笑い要素を入れる人もいますが、それが当たった人に司会からどのような案内をするのか決めておく必要があるでしょう。

一発芸などを披露してもらうならステージ裏で着替えてもらうのか、その間ビンゴゲームはストップするのかなど司会の進行の流れを話し合っておく必要があります。

ビンゴ・クイズゲームの司会進行の流れ

ビンゴゲームと新郎新婦クイズの司会進行の流れをセリフ付きでご紹介していきましょう。

※歓談からビンゴゲームへ展開する場合

(余興・ゲーム用BGMに切り替え)(必要なら照明を司会へ)司会「みなさま、ご歓談はお楽しみ頂けたでしょうか。
これより豪華景品が当たるビンゴゲームを開催します!それでは気になる景品からご紹介しましょう!」(照明を景品に当ててゲストの注目を誘う)
「今話題の機能性家電……」「高級○○牛……」「夢の国へのチケット……」など……

(景品の説明から入ると歓談のまったりした雰囲気から切り替えやすく、目玉商品を提示しゲストのゲーム参加意欲を刺激する意味もあります)

(必要であれば簡単にルール説明)
司会「リーチの人は大きな声でリーチ!とお知らせください、ビンゴになった人はビンゴ!と言って前に出てきて頂きます」

(ゲームスタート!ビンゴマシーンを回したり、景品を渡したりする役を新郎新婦がやっても盛り上がります)

(ゲーム中は
「リーチの人が何人か出てきましたね!さぁ豪華景品は誰が手にするのでしょうか!」
「あ、ビンゴ!の方出ました!どうぞこちらに出てきてください!」

(会場前方に出てきてもらう)
「ビンゴおめでとうございます!それではこちらのくじを引いて下さい」

(当選者にくじを1枚引いてもらう)
その場で渡す)

「〇番ですね!〇〇〇(商品)です、おめでとうございます!!皆様拍手をお願いします!!」
最後に開封する)「ビンゴの皆様が出揃ったら開封していただくので、そのままお待ちください!」

(最後に開封する場合)→「それではビンゴの方が出揃いました。一斉に景品を開封してください。どうぞ!」
「〇〇さん、マッサージチェアゲットです!ディズニーチケットは〇〇さんが当選されました~!!おめでとうございます!」などと盛り上げる。

(ゲーム終了)
司会「以上でビンゴゲーム終了となります。みなさま楽しんで頂けたでしょうか?ご参加いただきありがとうございました!」

※クイズゲームの進行

(余興・ゲーム用BGMに切り替え)

(必要なら照明を司会へ)

司会「みなさま、ご歓談はお楽しみ頂けたでしょうか。
これより豪華景品が当たる新郎新クイズ開催します!皆様にご起立いただき、全部で〇問の新郎新婦様にまつわる質問をします。最後まで残った方には豪華景品がございます!!それでは気になる景品からご紹介しましょう!」

(照明を景品に当ててゲストの注目を誘う)
「今話題の機能性家電……」「高級○○牛……」「夢の国へのチケット……」など……

(景品の説明から入ると歓談のまったりした雰囲気から切り替えやすく、目玉商品を提示しゲストのゲーム参加意欲を刺激する意味もあります)

(ゲームスタート!)
「それでは、第一問。新郎新婦が初めてのデートで訪れた場所はどこ?」
北海道 ②熱海 ③水族館 ④映画館

それでは、一斉に答えてもらいます。皆様、手を高く挙げて、指で1、2、3、4を指の本数でお答えください。

(正解発表)
「正解は……③番の水族館でした!!正解した方おめでとうございます!不正解の方は着席してください!」
おふたりの初デートは水族館だったんですね、その時の印象的な思い出は何かありますか?(ふたりに質問してもOK)

1/3くらいになりましたね~さて、どんどん行きましょう!!」

(敗者復活戦をやる場合)
「お、なんと、正解者3名になってしまいました……豪華景品は5名様に当たりますので、ただいまの第〇問で不正解になった方、もう一度ご起立いただいてよろしいでしょうか!残り2つの豪華景品をかけて、敗者復活戦を行っていただきます!」

(景品ゲットする人数まで減ったら…)
「なんと、豪華景品をゲットする5名が決まりました!おめでとうございます!皆様、見事に全問正解した5名の方に大きな拍手をお願いします!!」

(ゲーム終了)
司会「以上でクイズゲーム終了となります。みなさま楽しんで頂けたでしょうか?ご参加いただきありがとうございました!」

一般的な進行はこんな感じです。

景品を魅力的に紹介することでゲストの参加意欲を刺激し、ゲーム中も司会が積極的に盛り上げることで、ゲストも自然と楽しんで参加してくれますよ。

ゲストがついてきているか確認しながら進める

結婚式二次会の司会をやり慣れている人の方が少ないのでしょうか。

初めての司会進行だと視野が狭くなり、ビンゴゲームではつい目の前のマシーンを回し番号を読み上げることにフォーカスしがちなので注意しましょう。

大人数の中だとビンゴになっても遠慮して声を上げにくい人もいます。遠慮がちなゲストに気づいて声をかけてあげる配慮が必要です。

幹事にも協力してもらいゲストの動向をこまめにチェックしながら進行することが大切です。

大人数でお酒も結構入っていて会場の雰囲気が雑然としている場合は、ゲームの途中で確認の為に今までの数字や質問を再度読み上げてもいいでしょう。

ビンゴの場合は数字でややこしいので「一度再確認します!」の声掛けをするようにしましょう。

ビンゴアプリを使ってスクリーンに投影して進行すると、今まで出た番号を提示してくれることもあるので進行しやすいかもしれません。

クイズゲームも選択肢がいくつもある場合は、スクリーンに文字を投影して進めると親切です。

新郎新婦クイズなら新郎新婦の思い出の写真を一緒に紹介するのも楽しいですよ。

正解発表の際に新郎新婦に解答にまつわる思い出を質問することで、プロフィール紹介の意味合いも含めることができそうです。

司会がとにかく積極的に盛り上げる

結婚式二次会のゲームの時間はパーティーで最も盛り上がる時間です。

司会はとにかく積極的に盛り上げる意識が大切です。

リーチの声が上がったら「リーチの方出ました!あちらにもいらっしゃいますね!」などと盛り上げ、ビンゴの人が出たら「ビンゴ!おめでとうございます!」、クイズゲームなら「正解者の方半分くらいになりました!景品をゲットする5名様はどなたになるのでしょうか??」などと煽ってもいいでしょう。

景品を渡したらゲストに見せてもらうよう当選者に促して、「皆さん拍手をお願いします!」と盛り上げます。

時間があれば、目玉商品をゲットした人限定で当選者にインタビューしてもいいかもしれません。

「見事〇〇をGETした方にインタビューしてみたいと思います。おめでとうございます!お名前は?新郎新婦とのご関係は?」といった質問や、

「〇〇さん、マッサージチェアゲットです!ディズニーチケットは〇〇さんが当選されました!どなたと行かれますか?」など質問したり

「それでは新郎新婦にメッセージをお願いします!」とメッセージをもらったりして会場を盛り上げましょう。

司会のテンションにゲストもつられてくれるので、合いの手を入れたり拍手促したりなど、テンション上げて終始盛り上げモードでいきましょう。

ゲームの時間は司会がとにかく盛り上げよう!

結婚式二次会にビンゴやクイズゲームを企画する人も多いのではないでしょうか。

ビンゴゲームはルールを知っている人がほとんどですし、クイズゲームも誰でも参加しやすいという利点があります。

司会も比較的進行しやすいですが、段取りを決めておかないとどんなイベントでもグダグダになります。

ビンゴの人が被ったときの対応や、クイズゲームは景品数まで正解者を絞るための流れ、景品の渡し方をしっかりスタッフ間で打ち合わせして段取りを決めておきましょう。

ゲームに関わる照明係や音響係などのスタッフの準備ができているか、ゲストの着席率はどうかなど、会場の準備が整っているのかしっかり確認してからゲームのアナウンスを始めましょう。

当日のゲームの司会進行の流れ、セリフ入れた台本を準備しておくと安心です。

例文をご紹介してみたのでぜひアレンジして使ってみてください。

司会は当日最もゲストの前でしゃべる人になります。

ゲストは司会の声に耳を傾けることが多いので親しみを抱きやすく、真摯に進行を頑張っている限り、司会はゲストを誘導しやすいポジションになっていきます。

そのため、司会のテンションはダイレクトにゲストに伝わります。

少し大げさでもいいのでゲームの時は特に意識して、率先して盛り上げていきましょう。