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結婚式二次会司会の緊張を乗り切るコツとは

結婚式二次会司会の緊張を乗り切るコツとは

結婚式二次会の司会を任されて不安になっていませんか?

たとえゲストが知り合いばかりのパーティーだとしても、会場を取り仕切る司会者という役割は緊張するものです。

全く緊張するなというのは無理な話ですが、緊張で頭が真っ白になってしまい思わぬミスをしたり、パニックで進行がボロボロになってしまったりするともったいないですよね。

今回は結婚式二次会の司会の緊張を乗り切るコツや司会の心得をご紹介します。

過度な緊張はミスを誘発する?

過度な緊張はミスを誘発する?

結婚式二次会の司会をそう何度もやることは少ないと思うので、ほとんどの人が未経験ではないでしょうか。

初めての場合は不安も大きく、その不安が緊張の元になることもあるでしょう。大勢のゲストの前で司会進行をするとなると、大抵の人はどうしても緊張するものです。

しかし過度な緊張はパニックにも陥りやすくなり、余計なミスを誘うことに繋がりかねませんし、司会者のパニックがゲストに伝わってしまうことでゲストの不安を煽ってしまう可能性もあります。

さらに緊張から気が焦って、少しでも会場が盛り上がりに欠けている気がすると、親しい友人グループに同意を求めたり、内輪ネタにすがって一部でも盛り上げようとしてしまいがちです。

そうなると他のゲストを白けさせてしまい、新郎新婦にも不快な思いをさせてしまうかもしれません。

過度な緊張は失敗の元と言えるでしょう。少しでも緊張を和らげるてために、事前準備と司会の心得を知っておく必要があります。

結婚式二次会司会の緊張を乗り越えるコツとは

結婚式二次会司会の緊張を乗り越えるコツとは

結婚式二次会の司会は決して簡単な役割ではありません。大勢のゲストの前でしゃべるだけでも緊張するのに、段取り良く進行をこなし、トラブルによってプログラムが急遽変更になるかもしれませんし。

そして新郎新婦、ゲストの様子を見ながら時間内にパーティーをお開きに持っていかなくてはいけません。熟練したプロの司会者でも簡単な仕事ではないのです。

不安が緊張を強くするとお伝えしましたが「うまくできるだろうか」「予想していないトラブルが起きたらどうしよう、対応できるかな」「会場を沸かすには何を言えばいいんだろう」と頭の中を不安がぐるぐると回って数日前から緊張して疲れてしまう、という声も聞きます。

過度な緊張は余計なミスを誘発するかもしれませんし、当日までに気疲れしてしまうようでは精神的にもいい状態とは言えませんよね。それでは司会の緊張を和らげるコツをご紹介していきます。

台本を準備しリハーサルを行う

不安が大きいとそれだけ緊張も大きくなるので、事前にこの不安をどれだけ少なくできるかが重要です。

つまり、「もうこれで大丈夫」と思えるまで下準備をするということです。司会の下準備は

  • 台本を作る
  • 通しでリハーサルをして流れを掴む
  • 幹事と相談してトラブルの対応策を事前に決めておく
  • 直前に機材チェック、マイクチェックなど最終確認をする

といったところでしょうか。

司会経験が少ない人ほど台本を作る作業が必要になってきます。2時間以上にわたるパーティーのプログラムを把握するにはタイムテーブルが必須ですし、緊張で何を言えばいいかわからなくなってしまうことも考えて大まかなセリフも書きこんでおくといいでしょう。

司会のセリフのテンプレートについてはこちらの記事で細かく説明しています。

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そして結婚式二次会は披露宴に比べてカジュアルなパーティーになることが多いとはいえ、お祝いの場であることに変わりありません。

日常的に使っている言葉遣いやNGワードがあるので注意が必要です。

緊張でつい口走ってしまうこともあると思うので、これも台本に書いておき、意識して避けるようにしましょう。苦し紛れに仲のいいグループにしかわからない内輪ネタに逃げるのも避けなければいけません。

司会のマナーやNGワードについて知りたい方はこちらの記事も合わせて読んでみて下さい。

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不安を払拭するためにはリハーサルを繰り返すことが最適です。練習をすることで自信を持てるようになり、それだけでも緊張が和らぐはずです。

できれば幹事など当日運営に関わるスタッフ全員で通しリハーサルを行うのが理想です。

全員で流れを共有することができますし、「ここはもっとこうした方が」というような指摘し合いも可能なので、よりスムーズでクオリティの高いパーティーが目指せます。「これでもう大丈夫」と思えるまで練習すると、当日までの緊張はなくなりますよ。

また、パーティー当日にトラブルは付き物だということを心得ておかなくてはいけません。

「もし時間が押したらどうしよう」など思い通りに進行できなかった時のことを考えると不安ですよね。

そんな不安をなくすために、ある程度のトラブルを予測し、事前に対応策を考えておくことが有効です。

よくありがちなトラブルには、

  • 機材トラブルやイベントなどが長引き時間が押す
  • 新郎新婦の到着遅れ

などが予想できます。思い通りにゲストが動いてくれなかったり、ゲームのルール説明に予想より時間がかかったりすることで、計画の時間より遅れてしまうことはよくあります。

そういう時は万が一イベントが押しても時間調整が効くように、歓談時間を多めに取っておき、もし時間が押しても歓談時間を削って調整できるようにしておくといいでしょう。

それでも時間以内に収まらないような時のために、新郎新婦にプラグラムの優先順位を決めてもらい、優先度合いが低いものを削るという選択肢も考えておくといいかもしれません。

さらにスクリーンや音響機材などのトラブルで映像が流れないという混乱も起こりがちです。

機材トラブルが起こったときは、その場で機材を調整している時間がもったいないですしゲストを待たせることになるので、次のイベントと順番を差し替えるなどの対応を決めておくといいでしょう。

披露宴終了と二次会開始まで時間が空いていない場合などに、新郎新婦の二次会会場への入りが遅れるという事態も起こりがちです。ただゲストを座って待たせるのでは飽きてしまうので工夫が必要になります。

新郎新婦の入りが遅れた場合、どのようにアナウンスするのか決めておくといいでしょう。

遅れている場合、そのことを素直に伝え、今どの辺にいるのかを実況することでゲストの不安も軽減できます。

そして遅れてきた新郎新婦は恐縮していることが多いので、アットホームに迎えられるよう、ゲストと新郎新婦入場の迎え入れのリハーサルをやって会場の雰囲気を温めておくのも一つの手です。

プログラム中の新郎新婦へのサプライズ演出でゲストに手伝ってもらうことがあれば、新郎新婦を待っているその時間に詳細な説明をしたり、簡単なリハーサルをして会場の士気とサプライズ演出のクオリティを上げることもできそうですよね。

もし入りが遅れたらどんな対応をするか、ゲストに対してどんなアナウンスをするのか、その大まかなセリフまで事前に決めておくと焦ることもありません。

仕事のプレゼンでも準備が整っていれば自信が持て、もうこれ以上やることはないというところまで準備万端であれば、過度に緊張することもなくなるますよね。

できる準備は全部やって、それでも「当日のトラブルは付き物だし、なるようになる!」くらいの感覚でいるのがちょうどいいかもしれませんね。

最初の挨拶が肝心

司会は新郎新婦入場の前に挨拶をするのが普通ですが、この時に素直に自分の心情を伝えてしまうのがいいでしょう。
例文を挙げるとこんな感じでしょうか。

(司会者挨拶)                                              「皆さま、本日はお忙しい中、新郎○○くん、新婦△△さんの結婚式二次会にご出席頂きまして、誠にありがとうございます。本日の司会は新郎○○くんと高校の同級生である私□□と、◇◇が務めさせて頂きます。不慣れなものですごく緊張していますが、素敵な時間にできるよう精一杯頑張りますのでどうぞお手柔らかによろしくお願い致します」

つまりゲストに「多少失敗しても大目にみて下さい」という暗黙のお願いをするということです。

日常的に使うと逃げになる場合もある常套手段ですが、そもそも不慣れな結婚式二次会の司会という大役をやるんですから、少しでも予防線を張ってゲストを見方に付けるべきです。

ゲストもそのつもりで見守ってくれますし、時には合いの手を入れてミスをカバーしようとしてくれるゲストもいたりします。

何よりも最初からハードルを下げておくことで、少しは肩の力が抜けるはずです。

司会をする環境を自分好みに整える

新郎新婦やゲストの気持ちになって心地よい司会進行をするのはもちろんですが、自分が司会をしやすい環境を意識的に整えることも大切です。

一人ではどうしても心細い、と言う場合は2人でやるのもいいかもしれません。

交代で行ったり、イベントの時はどちらかが説明ボードを持ってゲームのルール説明をしたりすることもできますよね。

その方がやりやすいと思えば、新郎新婦に相談して司会の人数を増やしてもらいましょう。

しかし、2人以上で司会をやると心強い反面、しっかり役割分担しないとやりづらいという事実もあるようです。

しゃべりが被ってしまったり当日壇上でやり方が食い違ってしまったりしているようではかえってゲストの混乱を招くだけです。

2人以上でやる場合は、「ここのセリフはどっちが言う」「時間が押したらここを省く」というように方向性やルールを事前に決め、役割分担もしっかり行いましょう。

一人で行う場合はそういった食い違いはないのである意味スムーズです。どちらいいのかは慎重に判断する必要がありそうですね。

自分も楽しむことを忘れない

結婚式二次会の司会は大変な役割ですし、慣れていないと余計に余裕がなく緊張で視野も狭くなりがちです。

しかし緊張でガチガチだとそれはゲストにも伝わってしまいますし、慣れているプロと同じようにやろうとしてもできるはずがありません。

友人司会の良さは新郎新婦らしさが出やすいこととアットホームな雰囲気を演出できることです。

焦らず、今の自分にできるベストを尽くせばOKです。緊張が収まらないときは3回深呼吸するのが有効です。単純ですがこれは結構効きますよ。

人は楽しんでいる人を見ていると自分まで楽しくなってくるものです。司会は大変な役割ではありますが、自分自身もパーティーを楽しむ意識でいれば、自然とゲストも楽しんでくれますし、リラックスした雰囲気を作ることもできるでしょう。

入念な事前準備と楽しむ精神が大切

結婚式二次会の司会はほとんどの人が未経験なのではないでしょうか。その場合は不安も大きく、大勢の前で司会進行するのは緊張してしまう人がほとんどだと思います。

「うまくいかなかったらどうしよう」という不安が過度な緊張の元になるので、その不安をなくす工夫をすることで、少しでも緊張を和らげることができます。

特に緊張し過ぎてパニックに陥ってしまうと、パーティーの進行手順を間違えたりNGワードを言ってしまったりあらぬミスを誘う可能性も高くなります。

さらに司会の混乱はゲストにダイレクトに伝わりやすいので、パーティーの満足度を下げることにもつながりかねません。

  • 司会の緊張を和らげる工夫として
  • 台本を準備しリハーサルを行う
  • 最初の挨拶が肝心
  • 司会をする環境を自分好みに整える
  • 自分も楽しむことを忘れない

という方法をご紹介しました。

入念な準備とリハーサルを行うことで自信がつき、余計な不安がなくなるのでかなり有効です。さらに当日の最初の司会挨拶で「緊張しています」と予防線を張ってゲストを見方に付けておきましょう。

一人では心細い場合は新郎新婦にも相談して司会の人数を増やしてもらうのもいいでしょう。

自分が本当にやりやすくほどよい緊張の中でできる方法を模索するのも、パーティーを成功させる上で重要なことです。

そもそもゲストはお酒も入っていてそんなに細かいことは気にしていないことが多いです。

ちょっとの言い間違いや噛んだことなんて後日になれば誰も覚えていません。

もちろん入念な準備とベストを尽くす意識は大切ですが、「慣れてないんだからプロ並みにうまくできなくて当たり前」と開き直ってしまいましょう。

必要以上に自分で追い込むと余計に緊張してしまうので逆効果です。

まずは会場にも伝わるくらい、自分が思いきり楽しんで司会をすることが理想です。