※当サイトではアフィリエイト広告を利用しております。
結婚式二次会、新郎新婦と幹事のありがちなトラブルとは?もめる原因と喧嘩を防ぐために重要なポイントとは

結婚式二次会、新郎新婦と幹事のありがちなトラブルとは?もめる原因と喧嘩を防ぐために重要なポイントとは

よく新郎新婦と結婚式二次会の幹事とのトラブルって耳にしませんか?

幹事は新郎新婦が仲のいい友人に依頼するのが一般的です。しかし幹事経験者や新郎新婦の不満の声や、喧嘩になってしまったというエピソードが絶えないのはどうしてでしょうか。

普段から仲のいい人でも、トラブルに発展してしまう理由は、幹事の仕事量とお金の問題にあります。

結婚式二次会幹事の仕事は多岐に渡り、数か月前からプライベートの時間を削って、打ち合わせを重ねながら準備を進めていく必要があります。

スケジュールやプログラムの内容で新郎新婦と意見が食い違ってしまったり、新郎新婦がワガママを言い過ぎると、幹事を振り回してしまったりします。

お金の問題は特にシビアで、どんなに近い関係性でもお金の管理ややり取りがしっかりできないと、信頼を失って関係性が悪化してしまうことも少なくありません。

結婚式の準備と並行で進めなくてはならない場合、新郎新婦は忙しくなり、二次会の準備がおざなりなってしまいがちです。しっかり計画性を持ってお金のことも曖昧にしないことが大切です。

今回は新郎新婦と幹事双方が、トラブルを防ぐために気を付けるべきポイントを解説しています。

ワガママはほどほどに

ワガママはほどほどに

新郎新婦主催で幹事を友人に依頼している場合、幹事はプライベートの時間を割いてほぼ無償で協力してくれているということを忘れてはいけません。

こだわりが強い新郎新婦にありがちなのが、自分たちのやりたいことを詰め込み過ぎてしまうことです。

その分幹事の仕事が増え、期限までの少ない時間幹事が走り回る……ということになります。

これでは不満が出るというのは当然ですよね。

幹事の仕事量と新郎新婦とのコミュニケーション不足で起こるトラブルと、お金の問題でもめ事に発展する場合に分けて問題点を整理してみました。

幹事の仕事量と新郎新婦とのコミュニケーション不足問題

こだわりがある新郎新婦なら、「こんな雰囲気のパーティーにしたい」「このイベントをやりたい」という要望があるでしょう。

幹事は新郎新婦の要望を汲み込みつつパーティーを企画していくことになりますが、そこには会場の規定や予算、制限時間などの制限が付き物です。そのためワガママを言い過ぎると、幹事は新郎新婦とそういった制限の狭間に立たされて大変な思いをすることになるのです。

実際インターネット上の掲示板では「新郎新婦に提示された予算では、ふたりがやりたいというイベントを全てやることは難しいのに、なんとかしてほしいと言われた」「内容が盛りだくさん過ぎて時間内に収まるか不安」と言った声もありました。

幹事はただでさえ打ち合わせや買い出しなどやることが沢山あるのに、「ここは譲れないから交渉して」「やっぱりこうして」という新郎新婦のワガママ全てには付き合っていられません。

内容に対して予算が少なかったり、会場の貸出時間内に収まるイベント量じゃなかったりなど、予算や準備時間と新郎新婦の理想がマッチしておらず、板挟みの幹事が苦労するというのはよくあるパターンです。新郎新婦は自分たちの理想を追い求め幹事の大変さが見えていない状態ですね。

いくら仲のいい友人とはいえ、「そこまで言うなら全部自分たちでやればいいのに……」と思ってしまいますよね。

しかしこだわりがないからと言って全て丸投げするのもNGです。

企画やイベントの内容を0から考えなくてはいけないのでこれも幹事の負担が増えます。「新郎新婦主催で頼まれ幹事なのに、こんなに大変なの?」と不満を持ってしまうのも当然でしょう。

また新郎新婦と幹事の間でコミュニケーションが上手くいかない場合もトラブルに発展しやすいと言えます。

コミュニケーション不足によるすれ違いで、言った言わないのトラブルに発展する可能性もありますし、どちらかのレスが遅いことで準備が中々進まないという事態ももめる原因になりかねません。

お金問題

最もトラブルに発展しやすいのがこのお金問題。どんなに仲のいい友人でも簡単に信頼を失ってしまいかねない問題です。

新郎新婦と幹事間でお金のやり取りが発生するのは具体的にどんな場面でしょうか。

  • 予算預かり、買い出しの精算
  • 幹事による経費の立て替え
  • ゲストの会費回収、精算(受付・会計係)

といったところでしょうか。

特に多いのは幹事が立て替えた金額を、新郎新婦側の計算ミスや勘違いでしっかり返せない、または返すのが遅いということです。

これに関してはインターネット上の掲示板でも「全額帰ってこなかった」「立て替え金額が高額で、一時的とはいえきつい」など多くの不満の声があります。

そして幹事の会費問題もあります。これは新郎新婦によって様々ですが、当日も運営に忙しくまともに飲食できないことも考慮して、幹事の会費を無料にするのが一般的です。

大変な幹事の仕事をこなし、当日も飲まず食わずで進行にゲストケアにと走り回っているのに、会費を出すとなると、さすがに不満が出るかもしれませんね。

さらに経費の管理、会費の回収をするのは基本的に幹事の仕事ですが、収支の管理をしっかり行っていないと精算の金額が合わないという事態もあり得ます。

また精算を終えて、最終着地が黒字になった場合、また赤字になってしまった場合どうするかという点も重要なポイントです。

新郎新婦が渡す経費がそもそも少なかったのか、幹事のやりくりの問題か、または当日のゲストの飛び入り率、ドタキャン率にもよって左右されてきます。

しかし新郎新婦主催のパーティーである限り、赤字になっても幹事に負担させるというのはNGではないでしょうか。黒字になった場合は新郎新婦の采配で幹事やゲストに還元することも多いようですが、このお金の行方も人によってはトラブルの元になるかもしれません。

幹事によっては新郎新婦に還元することを不服に感じる人もいるかもしれませんし、「幹事が勝手に山分けしていた」として憤慨する新郎新婦の話も聞いたことがあります。

金銭面でのトラブルは結婚式二次会の幹事とのトラブルで最も多い内容です。

当日・進行におけるトラブル

新郎新婦としても幹事としても、当日までに不足ないように全ての準備を整えておきたいものですが、計画不足や確認不足で足りないものが出てしまうこともあります。

さらには機材トラブルや新郎新婦の遅刻など、想定外のトラブルに見舞われることも多く、進行がもたついたり、飛び入り参加のゲストが多くて席や料理が足りなくなったりという事態も予想できます。

パーティーが決して成功といえず不完全燃焼で幕を閉じるということもあるでしょう。

そんな時、つい不満を幹事にぶつけてしまう新郎新婦もいます。逆に幹事が申し訳ないと萎縮してそのことを引きずり、その後の新郎新婦との関係性に影響するなんてこともあります。

新郎新婦も幹事も、それぞれのことを思いやる気持ちと、しっかりとした責任感を持って準備に取り組むことが重要です。

結婚式二次会で新郎新婦と幹事のトラブルを防ぐためには

結婚式二次会で新郎新婦と幹事のトラブルを防ぐためには

結婚式二次会はお祝いごとであるにも関わらず、新郎新婦と幹事間でもめるトラブルに発展する事態も多いのが実情です。

それは結婚式二次会を企画・準備、運営することが決して簡単なことではないからだと言えるでしょう。

準備すべきことや買いそろえるもの、発注するものが沢山あり、準備期間は新郎新婦も幹事も忙しく走り回ることになり、お互い余裕がなくなるということもあります。

新郎新婦は友人に幹事を依頼した限り責任を持って監督し、幹事の負担を常に慮る必要があります。幹事も引き受けた限りは仕事を全うする意識を持つことが大切です。

幹事の仕事量には要注意!そして新郎新婦とのコミュニケーション不足を防ごう!

新郎新婦と幹事の間でパーティーの雰囲気や目指すところにズレがあると、その後のすれ違いやトラブルの元になります。

新郎新婦を交えた顔合わせを必ず行い、新郎新婦の要望を幹事にしっかり共有し、目指すべきところをはっきりさせておきましょう。

例えば

  • 全体的に高級感のある雰囲気で、モノトーンに仕上げたい
  • イベントでケーキカットを必ず入れたい
  • 他のプログラムは幹事におまかせ
  • 会場とケーキは新郎新婦が決める

などできるだけ具体的に伝え、顔合わせの時点で幹事に役割を分担してしまうのがおすすめです。

さらに新郎新婦は準備期間や幹事の仕事量を十分に考慮する必要があります。新郎新婦がワガママを言い過ぎて準備すべきことが増えたり、少ない予算でやりくりしなければいけなかったりすると、幹事側に不満が出て喧嘩になる可能性があります。

新郎新婦は全体を見て総合的に判断し、できるだけ幹事に負担がかからないように工夫してあげましょう。

しかし新郎新婦が忙しくて周囲が見えていない場合もあるので、あまりにも無理難題を突き付けられたら、幹事から

「会場の貸し出し代金が○○万円で、ゲストの会費は高くても○千円なので、この予算では厳しいかも」

「会場の貸し出し時間が2時間半だから、全部はできないので、優先順位を決めて絞りたいんだけど……」

「ゲストケアを考えたら当日だけ手伝ってくれるスタッフがあと2人は欲しいな」

など自分たちから進言しましょう。不可能なものは不可能ですし、我慢しても後で自分たちが大変になるだけです。

不満を溜め込んでもめる原因を作ってしまうより、はっきり問題点を伝えて解決に向かう方がいいでしょう。

無理のないプログラムに設定することで、確実にパーティーの成功率も上がりますよ。

そして双方のすれ違いを生む問題としてコミュニケーション不足が挙げられます。幹事が意見を言いやすく質問がしやすいように、連絡がスムーズに取れるような工夫が必要です。

グループチャットで全員が繋がれる機能を使うことで共有漏れがなくなるのでおすすめです。

新郎新婦も挙式の準備なども重なり忙しいとは思いますが、こまめに連絡を返すようにしましょう。

お金問題

結婚式二次会の新郎新婦と幹事との間で、最もトラブルの元になることが多いのがお金のやり取りです。

新郎新婦は無理のない予算を組み、先に幹事に預けることで、起こりがちな立て替えは最小限にとどめる工夫をしましょう。

やむを得ず幹事が立て替える場合は、領収書をもらい、全員のグループチャットで共有するのが確実です。

曖昧にすると幹事が遠慮して後で言い出しにくい、ということもあるので、金額はしっかり記録しておきましょう。

幹事の会費の問題ですが、幹事の仕事量や当日の負担を考え、できる限り会費は無料にした方が穏やかかもしれません。

後日には相応のお礼をして、感謝の気持ちを伝えることが大切です。現金では5,000円~10,000円が相場で、プレゼントや食事会を開いて還元する方法もあります。

赤字着地になっても、新郎新婦主催の場合は、幹事に負担させるのはNGです。

その人を幹事に選んだのは新郎新婦なので、そこも見据えて任せた任命責任ということで、新郎新婦が自己負担するのが筋でしょう。

逆に黒字になった場合はどうするのかは新郎新婦の自由ですが、負担のある役割をこなしてくれた幹事へのお礼として還元するのが後腐れなく、気持ちよく終われるのではないでしょうか。

当日・進行におけるトラブル

パーティー当日にトラブルは付き物です。新郎新婦の遅刻や機材トラブルなどで進行が止まってしまうこともあり得ます。

突然参加のゲストが多くて料理や席が足りなくなる可能性もあります。

当日のトラブルを予想していないと、パーティーの結果に満足できず新郎新婦が幹事につい不満をぶつけてしまう、なんてことも。そのせいで不仲になってしまったという声がいくつもあります。

当日の混乱を防ぐために、突然のトラブルを想定して対処法を検討しておくと安心でしょう。

新郎新婦の遅刻

披露宴が長引いたり準備に時間がかかったりして、新郎新婦が二次会会場に遅刻するのはよくあるパターンです。

新郎新婦の到着を待つ間、ずっと座って待つのは退屈ですよね。二次会会場の貸し出し時間は決まっているので、遅れてスタートしたプログラムの内容も省略しなければいけません。

その場合は

  • ドリンクや食事のサービスをスタートする
  • 新郎新婦がいなくても進行可能なイベントを先に進める(ムービー上映、ゲームなど)

など、もしもの場合の対応を事前に決めておくとスムーズです。

機材トラブル

機材が動かないと進まないイベントも沢山ありますよね。スクリーンに映像がちゃんと写るか、マイクの音量は適正かなど、会場スタッフと事前打ち合わせで入念に確認しましょう。

酔っぱらいゲストの対応

当日は飲み過ぎて具合が悪くなってしまうゲストなども出てくるかもしれません。

私の勤め先の結婚式場の披露宴ではスタッフがロビーのソファーや空いている別室を提供していますが、利用する二次会会場にもそのような公共の場所があるか確認しておくといいでしょう。

また進行を担当する主要幹事が抜けるとまずいので、ゲストケアをするスタッフを決めておくか、同じグループのゲストにお願いして介抱してもらうようにしましょう。

 

結婚式二次会幹事の経験がない人が多い場合や、二次会まで時間がなく短期間で準備しなければならず不安だという場合、さらに友人に負担をかけるのは申し訳ない、という人は結婚式二次会の幹事代行業者に任せるのも一つの手です。

業者やプランによっては友人幹事に依頼するより高額になるケースもありますが、プロに依頼するので要望も言いやすく安心ですよね。

友人にお願いした場合は、友人は幹事のプロではないので、「完璧なんて素人には無理」ということを理解し、理想を求めすぎるのはやめましょう。

お願いしたのだから新郎新婦が監督責任を負う気持ちで、一緒に作り上げる意識が大切です。

幹事が仕事をしやすいようにプログラムの内容を変更したり、幹事の人数を増やしたりして、幹事一人当たりの負担を減らす工夫をすることも大切です。

また幹事側も、引き受けたからには責任を持って全うするという意気込みが必要でしょう。

トラブルを防ぐためには新郎新婦も幹事も、それぞれのことを思いやる気持ちと、しっかりとした責任感を持って準備に取り組むことが重要であると言えます。

結婚式二次会幹事、やるからには責任感を持って全うしよう!

結婚式二次会の幹事は仲のいい友人に新郎新婦から依頼するのが一般的です。結婚式二次会準備はすべきことが沢山あって、決して簡単な役割ではありません。

新郎新婦と幹事のコミュニケーション不足によってすれ違ってしまい、トラブルになることもあります。

さらにお金のやり取りが発生しますが、このやり取りが曖昧になってしまうと、大きくもめる要因になる可能性があります。

パーティー当日にトラブルは付き物と言われますが、このトラブルに対処できず満足なパーティーにならなかった場合も、新郎新婦と幹事の関係性が悪化する原因の一つです。

すれ違いでもめることのないように、顔合わせで意見のすり合わせを行い、その後もこまめなコミュニケーションを取り、新郎新婦と幹事で協力して準備を進めていきましょう。

最も喧嘩になる確率が高いお金のやり取りには双方気を遣う必要があります。

立て替えはできるだけ防ぎ、どうしても幹事が立て替える場合は、しっかり記録し共有しましょう。

幹事の会費の有無や赤字の補てん、黒字分をどうするかは、新郎新婦によって考えが異なると思います。トラブルにしないためには新郎新婦が損得ではなく、幹事のことを思って判断することが大事です。

当日予想できるトラブルに関しては、対処法を決めて共有しておくことで、トラブルに見舞われてもスムーズに進行することができ、パーティーを成功に導くことができます。

終わりよければすべてよしと言いますよね。失敗するとどうしてもお互いを責めたくなるものです。新郎新婦にとっても幹事にとっても満足のいくパーティーを作り上げるために、確認やリハーサルを徹底しましょう。

新郎新婦は、幹事がプライベートの時間を割いて協力してくれているということを忘れてはいけません。

また幹事側も、引き受けたからには責任を持って全うしましょう。今後の関係性を良好に保つためには、新郎新婦も幹事も、責任感を持った言動を心掛けることが重要であると言えます。