一般的に結婚式二次会の幹事は友人にお願いする人が多いようです。
司会も幹事の人にそのまま依頼することが多いのではないでしょうか。
しかし司会進行をしていると折角ゲストとして参加しても忙しくて飲食もまともにできないということもあるようです。
好意で引き受けてくれているとはいえ、友人が忙しく動き回っているのを見ると申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
さらに司会を友人に頼むといっても、向き不向きがあり結局は素人です。
まして初めてやる場合なら、そんなにうまくできなくて当然です。上手に盛り上がられなかったり、聞きづらい話し方になってしまったりと、うまく会場がまとまらないこともあるかもしれません。
「司会をお願いした友人が後日、上手くできなかったことを反省して謝ってきたけど、かえって申し訳なかった」というような経験者の話をいくつも聞いたことがあります。
性格や人柄から元々司会が上手な人も中にはいるでしょう。しかしそんな人ばかりではありませんよね。
もし会場の盛り上がりやスムーズな進行にこだわるなら司会代行業者に外注した方がいいかもしれません。
今回は司会を代行業者に依頼するメリット、デメリットを含め、おすすめの業者をご紹介します。
司会進行はコツのいる仕事です……
司会進行役は会場を盛り上げたり時には自由気ままなゲストをまとめたりしながら時間を見てプログラムを進めなくてはいけません。
何より人前で話すことが苦手な人や声が小さくて聞き取りづらい人などは不向きです。
自信がなく声が小さいと次のイベントに移る際などにゲストの注目を集めることが難しく、会場がバラバラになってしまいます。
それに結婚式二次会は変更やトラブルもつきものです。新郎新婦の入りの遅れやゲストの急な欠席や遅刻などがあれば最初からパーティーの時間が押すことになりかねません。
イベントでも音響や映像の機会トラブル、スピーチの人の話が思いのほか長かった、など起こり得るトラブルは沢山あります。
その度トラブルに対処していく冷静さやとっさの判断力も大切になります。
またゲストの多い大規模なパーティーの場合はゲストが連れ立って喫煙所やお手洗いに行ってしまうということも多いですし、イベントを始めるタイミングを見計らうのも容易ではありません。
例えば当たりの人があらかじめ決まっているルーレットなどで当事者が席をはずしているのに始めてしまったりしたら大参事です。
しかし司会経験のない人は目の前のことで精一杯という状態ですから、会場の全てを把握するのが難しくそういったミスも起こりがちです。
入念にリハーサルを行うことができれば防げるかもしれませんが、司会の友人も忙しく、変更もつきものなので完璧な状態での打ち合わせなど、そう何度もできるわけではありませんよね。
素人が完璧に司会をこなすのは簡単ではないのです。もちろん必ずトラブルが起こるわけではありませんし、友人の采配で大成功することもあります!
承知した上で友人にお願いするなら何の問題もありません。それに友人司会の方がアットホームな印象のパーティーになりやすいですし、司会役の友人と新郎新婦、また他の知人も巻き込んだ友情が見えるやり取りや、その瞬間でしか生まれないその場の空気がありますよね。
失敗やうまくいかなかったことも素敵な思い出になります。
また司会を任された友人はずっと気を張っていなければならず、他のゲストのようにゆっくり飲食する時間がない場合があります。
友人が忙しく動き回ってパーティーを回してくれているのを見ると申し訳ないと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
スムーズな司会進行やパーティーのクオリティにこだわりがある場合や、やりたいイベントが沢山あってプログラムが詰め込み気味になってしまった場合は、大事を取ってプロの代行業者に任せた方がいいかもしれません。
会を代行業者に依頼すれば、友人に任せる負担はなくなり、ゲストも新郎新婦もリラックスして楽しめるのではないでしょうか。
結婚式二次会の司会を業者に依頼したい!
結婚式二次会の幹事を仲のいい友人に依頼する人が多いようです。
しかし司会はどうでしょうか。裏方や当日までの準備と違って、当日の司会進行をするのは向き不向きや苦手意識から、なり手が見つからないこともあるでしょう。
それに司会進行をしていては飲食もゆっくりできない場合もあるので、友人の負担を考えるとお願いしづらい気持ちの問題もありますよね。
そういうときはプロの司会を派遣してくれる代行業者に依頼してみましょう。おすすめの司会代行業者と、司会を外注するメリット、デメリットをご紹介します。
結婚式二次会司会を外注するメリットとは
結婚式二次会の司会を外注するメリットはやはりプロに任せる安心感ではないでしょうか。
司会進行は限られた時間の中でプログラムを進める時間管理能力、さらには会場を盛り上げたりゲストをまとめたりする必要があり、かなりコツがいるものです。友人に頼むとほとんどの人が素人でしょうから、どうしても盛り上がりに欠けたりスムーズにいかないことも出てくる可能性があります。
時間内に終わらなければプログラムのイベントを削らなくていけなくなったり、延長になればその分追加料金が発生したりと問題が出てきます。
また、お願いした手前友人をサポートしなければと常に気を張ってしまい、新郎新婦本人達もリラックスして楽しめないということもあるでしょう。
司会代行業者に頼めば司会経験者のプロがスムーズに進行してくれるのでその点安心ですし、ほとんどの場合友人にお願いするよりクオリティの高いパーティーになるのは間違いないでしょう。
また友人に頼むと準備段階の打ち合わせやお礼、会費の有無など、忙しい中でやり取りが多くなるのでトラブルになる可能性もあります。業者に頼めば仲のいい友人とのトラブルも防げますし、お金を払って契約しているのでわがままも言いやすく気持ち的にも楽ですよね。
友人と時間を合わせて打ち合わせやリハーサルをしたりと、準備する手間や負担も減ります。
結婚式二次会司会を外注するデメリットとは
結婚式二次会の司会を外注するとクオリティの高い司会をしてもらえるとはいえ、自分達で企画運営する特別感、オリジナリティが薄くなりがちです。どうしてもマニュアル化しがちなので、もし気になるようならゲストへのプチギフトをこだわって準備したり、自分達で編集した思い出の映像をスペシャルムービーとして上映するなど工夫して、自分達らしいパーティーを演出しましょう。
そして業者によっては費用が高額になるところもあるので注意が必要です。もちろん友人にお願いする場合のお礼などを考えれば業者に頼む方が格安なこともありますが、例えばオプションとしてプロの芸人さんに司会をお願いしたりすれば高くなったりするので、予算と理想のバランスを見てふたりでよく話し合って決めましょう。
おすすめの司会代行業者
・結婚式演出AMO(アモ)ウエディング
➤https://www.amo.am/after_party/dispatch/moderator/
・2次会くん
➤https://2jikaikun.com/
・結婚式二次会のクラコレッ
➤https://c3.cz-n.net/
結婚式二次会の司会に特化した業者です。結婚式二次会の幹事代行業者も数多くありますが、パーティーのプロデュースや幹事代の仕事までは要らない、ということもありますよね。
中には司会だけの依頼が可能だったり、友人幹事のサポートという形で契約できる業者もあるので賢く利用しましょう。
・イベントパートナー
➤https://www.event-partners.net/mc.html
・フロンティアチャンネル
➤https://www.frontierchannel.jp/casting
など司会、MCの人材派遣会社も数多くあります。
バイリンガル対応など条件付きで司会者を選べるところもあるので希望に応じて使えます。料金帯はそれぞれで、例えば〈当日4時間+打ち合わせ1回で\24,800〉と固定報酬だったり、拘束時間で料金を計算するところもあります。
全国出張OKでも支店が近くにない場合は会場までの交通費や食事代なども請求されるところもあるので、最初によく担当者に聞いておきましょう。
業者によっては司会者を選べないところもあり、当日担当の司会者との相性は運任せ、ということもあります。
中にはプロの業者に依頼したからといって納得のいくパーティーにならないこともあるかもしれません。
そういった事態を防ぐために、事前にできるだけどんなパーティーにしたいという要望などを業者側に伝えておきましょう。
また金額もオプションなどで変わります。見積もりは無料で出してもらえるところが多いので、後から納得できないという事態を防ぐために見積もりを見てから最終判断するようにしましょう。
無料で相談や問い合わせできる業者がほとんどなので、何社か問い合わせて実際話を聞いて比べましょう。
結婚式二次会の司会を外注するときの注意点
結婚式二次会の司会は時間管理をしたり会場をまとめたりと大変な役割です。友人に頼もうにも引き受けてもらえなかったり、当日の友人の負担を考えるとお願いしづらかったりする人は多いのではないでしょうか。
最近は幹事や司会を業者に依頼する人が増えています。パーティーのクオリティが上がりますし、司会は特にコツのいる役割なので素人とプロでは会場のまとまりが違います。
準備する手間や負担も減りますし、プロに任せる安心感があるので、リラックスしてパーティーを楽しめますよね。
しかし自分達で企画し友人に司会をやってもらうパーティーより、かしこまってマニュアル化しやすいのがネックです。
プチギフトをこだわって自分達の色が出るものにするなど、その他の部分で工夫するといいでしょう。
費用や料金設定も業者によってそれぞれ違うので、希望通りの契約なのか見積もりを出してもらって考えましょう。無料相談をやっているところが多いのでまずは気軽に相談してみるといいでしょう。