結婚式二次会が無事お開きを迎えることができると、新郎新婦も幹事もほっとしますよね。
幹事を務めてくれたお礼に、後日打ち上げのような形で食事に招待する新郎新婦もいます。
また幹事たちも数カ月に及ぶパーティーの準備が終わってお互いをねぎらう会を開きたいと考える人も多いようです。
しかしプレゼントを渡したり現金でお返しをしたり、別の形でお礼する新郎新婦もいる中、新郎新婦主催の打ち上げは必ずしなければならないのか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
ゲストの要望で二次会は開催したものの飲み会は得意ではない、という新郎新婦もいるでしょうし、別の形で双方納得のいくお礼が済んでいる場合は無理に打ち上げを主催しなくてもいいのではないでしょうか。
幹事たちの声を聞いて無理に開催する必要はなく、幹事たちがやりたければ自由に開催してもらえばいいでしょう。
また「打ち上げの金額を負担した方がいいのか」と考える人もいますよね。
基本的には新郎新婦次第ですが、別の形でお礼が済んでいる場合は考えなくていいと思います。た
だし新郎新婦も参加する場合で幹事から割り勘の提案がないなら新郎新婦で負担することも考えておかなくてはいけません。
今回は二次会幹事との打ち上げやそのときの食事代についてご紹介します。
結婚式二次会幹事へのお礼を兼ねた打ち上げなら新郎新婦発で!
結婚式二次会の幹事へのお礼に、後日ご飯をご馳走するという法があります。
打ち上げを所望する幹事も多いですし、幹事の人数が多い場合は個別にお礼するよりも、みんなを集めてねぎらう方が新郎新婦の手間も負担も軽くなるのでおすすめです。
結婚式二次会が終了すると全員で集まる機会がなくなる人もいるので、新郎新婦から「みんなで打ち上げやろう!」と誘えば幹事も参加しやすいですよね。
お礼を兼ねているなら、ちょっとグレードアップしたお店を予約すると特別感が出ますよ。
打ち上げ代は誰が負担する??
みんなで打ち上げを行う場合、誰が費用を負担するのか?という問題が出てきます。
その打ち上げを、手伝ってくれた幹事たちへのお礼とするなら、当然新郎新婦が支払いを持つようにしましょう。
幹事から打ち上げの食事代を割り勘にしたいという申し出があった場合は、打ち上げの食事代はみんなで割り勘にしてもいいですが、新郎新婦から割り勘を言い出すともやっとさせてしまう可能性があります。
幹事にこれといったお礼ができていない場合は、新郎新婦が打ち上げ代を負担すべきです。
しかし別の形でお礼をした場合でも「一緒に打ち上げするなら幹事からはもらえない……」という心理が働きますし、何よりも言い出しにくく、打ち上げ代を新郎新婦が負担するという場合もありますよね。
さらにインターネット上の掲示板では、新郎新婦から割り勘を申し出るのはNGという意見も多いです。
実際のところ結婚式や結婚式二次会はなにかと出費が多いので、できるだけ経費を押さえたいというのが本音ではないでしょうか。
もちろん新郎新婦が負担すると形はいいですが、幹事が大人数であれば決して少なくない金額がかかってきますよね。
幹事を頼んだメンバーの顔触れ的に打ち上げをやろうと言い出す確率が高ければ、最初からお礼に打ち上げでご馳走することを視野に計画するといいかもしれません。
また参加を断る場合は別で相応のお礼をすることと、正当な理由を考えておく必要があります。
仕事や体調ことを問題にすると断りやすい傾向にあります。
幹事に誘われて出席を決めた場合でも、最初から幹事たちが割り勘を申し出てくれているならいいですが、そうでなければ自分たちが負担することを覚悟しておいた方がいいかもしれません。
またパーティーの経費がかなりの黒字になることも時にはあるでしょう。
新郎新婦にバックしてくれる人もいますが、幹事はかなり負担の大きい役割ですし、数カ月に渡りプライベートの時間を割いて準備を進めてもらったことを考慮して、打ち上げをやるという話を耳にしたら、「打ち上げで使って」と渡してあげると喜ばれるかもしれません。
「おつりが結構出たので、それは幹事さんたちに打ち上げ代として受け取ってもらった」という二次会を開催した新郎新婦の声はかなり多いです。
人間はどうしてもお金にシビアな面があるので、かなり頑張ってコストカットしてやりくりしてくれた場合などは特に、黒字分を回収されると違和感を抱く人も中にはいるかもしれませんよね。
「やりくり上手で黒字にしてくれてありがとう」と伝えて黒字分は幹事に渡せば、幹事も「やってよかった!」という達成感も得ることができます。
そしてそもそも新郎新婦は参加せず、別の形で幹事へのお礼が済んでいる場合は、幹事の有志のみで行われる打ち上げなら、基本的にはノータッチでいいでしょう。
結婚式二次会の打ち上げは絶対じゃない
中には飲み会や打ち上げがそこまで得意ではない、という新郎新婦もいるでしょう。
新婦が妊娠していて体調が安定しない場合や仕事が忙しくなることなど、様々な事情もあるはずです。
元々現金やプレゼントなど別の方法で幹事にお礼を返している場合は、「普通やるでしょ」というような幹事の声に押されて無理に開催しなくてもいいと思います。
また幹事のリーダーを務めた人は「自分がリーダーだから」と代表して打ち上げを企画した方がいいのかと考えることもあるでしょう。
自分は乗り気でない場合は無理して開催しなくて大丈夫です。
そもそも幹事の中にも飲み会が苦手で打ち上げはやりたくないというメンバーがいるかもしれませんし、やりたい人がやりたい人を集めて開催すればいいでしょう。
とはいえ、結婚を期に疎遠になる友人はかなり多く、全員で集まる機会は少なるかもしれません。
幹事は準備や当日の進行に忙しく、ゆっくり話すこともできなかったと思います。せっかくパーティーの企画段階から関わったメンバー同士なので、パーティーを終えて落ち着いた後に、おたがいをねぎらうのもきっといい思い出になりますよ。
結婚を期に疎遠になってしまう友人もいますし、せっかくなので打ち上げでお互いをねぎらうのもいい思い出になるはずです。
しかし飲み会自体が苦手な人、様々な理由で余裕がない人もいるでしょう。
当然打ち上げの開催は絶対ではないので、普通の飲み会と一緒で、やりたい人がやりたい人を集めて企画すればいいのです。
その後の付き合いなどを考え悩む人もいるかもしれませんが、折角パーティーが大成功してハッピーな気分なのに、打ち上げに無理して労力を割く必要はありません。
結婚式二次会の打ち上げは自由参加で
結婚式二次会の幹事を務めてくれたお礼に、後日打ち上げをする新郎新婦もいます。
また幹事たちもお互いをねぎらう食事会をやりたいと考えることも多いですよね。この結婚式二次会後の打ち上げは、開催するのが普通なのでしょうか。
幹事へのお礼を兼ねて打ち上げを開催しようとしている場合は、ちょっとグレードアップした内容にすると特別感が出て、もてなされている感じがしますし新郎新婦の感謝の気持ちがより伝わるのではないでしょうか。
また新郎新婦から幹事に声をかけると幹事たちも参加しやすく一体感も増してパーティーがさらにいい思い出になるかもしれませんよ。
しかし既に別の形で幹事へのお礼が済んでいる場合は、無理に打ち上げを開催しなくても大丈夫です。
結婚式や一連の婚礼イベントのために有休を使い仕事が溜まっていたり、新婦が妊娠していたりして、できれば打ち上げはやりたくないという人もいます。
幹事の中にも飲み会が苦手な人がいるかもしれませんし、幹事を務めていた責任だけで打ち上げの企画を検討する人もいるかもしれません。
必ず打ち上げをしなくてはいけないわけではないですし、乗り気ではない人を無理に誘っても盛り上がりに欠けるかもしれませんよね。やりたい人が企画して開催すれば問題ないでしょう。
そして打ち上げの代金は基本的に新郎新婦が持ち、他の形でお礼が済んでいて幹事から割り勘の申し出があった場合のみ割り勘にしてもいいでしょう。
既に他の形でお礼をしている場合でも幹事からの申し出がない限りは自分たちで負担するつもりでいた方がよさそうです。
最後の最後にケチだと思われて関係性が崩れるのももったいない話です。
もし経費が黒字になっておつりが出た場合は、新郎新婦が参加しなくても「打ち上げで使ってね」と幹事をねぎらうつもりで渡してあげるといいでしょう。
自分たちの出費も当然大きく少しでも回収したい気持ちもあるかと思いますが、幹事の負担度と祝福の気持ちにもしっかりお返しをすることが大切です。