結婚式二次会は友人をゲストに招いておもてなしをするイメージが強いと思いますが、幹事を兄弟姉妹にお願いするのはアリなのでしょうか。
ぜひ仲のいい兄弟にお願いしたいけど、親族がいることでゲストが気を遣ってしまうかもしれないと不安に思うかもしれません。
兄弟の性格や年代によって、うまく馴染めず場が白けてしまう可能性もあります…。
しかし二次会に兄弟が参加してはいけないルールはありませんし、年代の近い兄弟なら友人達の輪にも馴染みやすいのではないでしょうか。
新郎新婦が積極的に輪に入れてあげる工夫も大切です。
今回は二次会幹事を兄弟にお願いするときのメリットと、その場合の注意点をご紹介します。
ゲストが気を遣ってしまうかも
一般的に二次会は新郎新婦の友人を招待しておもてなしする人が多いですよね。
実際二次会に親族が出席することは稀なようです。披露宴は親族もいるのでゲストはそれなりに気を遣うと思いますが、二次会は友人だけでリラックスして思うままに楽しんでいるイメージです。
やはり親族がいると気を遣い、新郎新婦とも本来のノリで会話できないということもあるのではないでしょうか。
そして共通の知り合いが全くいないと兄弟の方も気を遣いますよね。
年代が同じくらいならそんなにギャップを感じないかもしれませんが、極端に年代が離れていたり、そもそも人見知りだったりすると友人達の輪になかなか馴染めず、幹事の仕事もやりにくいと感じてしまいます。
二次会は友人達のためのものというイメージが強い人もいるので、親族は参加しにくいと感じる人もいます。そういう気持ちの面でも配慮してあげましょう。
ゲストの友人達にも、幹事をお願いしたい兄弟にも配慮し問題なく二次会が進められるように工夫する必要があります。
兄弟(姉妹)に幹事を頼むことは問題ありません!
二次会は友人ゲストのものというイメージが強いですが、親族が参加してはいけないというルールはもちろんありません。
年代が近い兄弟ならそんなに友人達とのギャップも生まれにくいですし、仲のいい兄弟だからこそ、むしろアットホームなリラックスしたパーティーの雰囲気を作れるのではないでしょうか。
仲のいい兄弟なら自分のことをよく知る兄弟に幹事を頼みたいと考える人も少なくないはずです。兄弟に頼む場合のメリットと注意点をご紹介します。
結婚式二次会の幹事を兄弟(姉妹)に頼むメリット
一番のメリットはやはり気兼ねなく意見し合えるということではないでしょうか。
いくら親しいといっても、友人に頼むと友人の負担を考えてどうしても意見が通せないときもありますし、友人の方も要望を叶えようと無理して重荷になってしまうということもあります。
最初に意見できず後になってすれ違いが起きたり、トラブルになるのは避けたいですよね。
その点兄弟に頼むとお互い気を遣わずに意見のやり取りができるので準備がスムーズに進みます。
お互いの都合も把握しやすいですし、近くにいたり一緒に住んでいれば連絡も取りやすいですよね。
相手の都合を気にし過ぎて準備が進まない!ということもなさそうです。インターネット上の掲示板では、二次会の幹事を妹に頼んだという人で「友人に頼むよりやりやすい!」という意見がありました。
そして友人に頼むと幹事の人は当日もパーティーの進行に忙しく、ゆっくり楽しんでいる暇がないことが多いです。
兄弟に幹事を頼むと友人ゲストみんなに楽しんでもらえるのも魅力ですよ。
結婚式二次会の幹事を兄弟(姉妹)に頼むときの注意点
仲のいい兄弟といっても一応は親族なので、ゲストが気を遣わずに過ごせるかどうかは配慮するべき点でしょう。
頼みたいと思っている兄弟の年齢や人柄にもよります。
人見知り過ぎる、また極端に人前が苦手というご兄弟はできれば避けたほうがよさそうですよね。
さらにあまりにも年の離れた兄弟だとゲストが気を遣ってしまうかもしれません。
例えば年の離れた貫禄のある新郎の兄にドリンクサービスをされても「お兄さんすみません、僕がやりますよ!」と言いたくなってしまいますし、粗相がないようにと緊張してしまうかもしれません。
反対に年下過ぎても年代ギャップで馴染めず、お互い気まずくなってしまうかもしれません。
年代の近い兄弟なら馴染みやすく、お互い気を遣わずにパーティーも進行しやすいでしょう。
インターネット上の掲示板でも「同年代の兄弟ならアリ」という意見が多いようです。
年代が違っても、友人ゲストの中に共通の知り合いがいると幹事をやるとき気が楽です。
何人か知り合いがいれば友人たちの輪にも入りやすいですし、なにか困ったらその人達が進行のお手伝いをしてくれるはずです。
あまり顔見知りがいないようなら、兄弟が馴染みやすいように意識して新郎新婦が仲裁に入ってあげましょう。
「弟も○○が好きなんだよ~」と共通の話題を振って紹介したり、新郎新婦もマイクを持っていてその都度フォローするなど、積極的に進行の手伝いもしてあげましょう。
例えば新郎新婦がほとんど一緒に司会をするような感じで、ケーキ入刀後に自分達でゲストのケーキを取り分けたり、余興はゲームなどにしてふたり主体で進行するプログラムにしてもいいかもしれません。
当日だけでなく準備段階でも同じことが言えます。招待状など友人と直接やり取りすることは新郎新婦達本人がやったり、余興の依頼なども兄弟からは言いづらいときもあるはずなので、新郎新婦本人から依頼するようにしたりと兄弟が準備しやすいように仲裁に入り協力してあげましょう。
何より「結婚式二次会に親族が参加してもいいのかな……」と不安に感じているかもしれないので「ぜひ参加してほしい」「友人達もあなたに会えるのを楽しみにしてるよ!」とパーティーに参加してくれるのが嬉しいと思っていることをちゃんと伝えてあげましょう。
友人達の方にも幹事を兄弟がやっていて当日の進行も任せる旨を伝えておきましょう。
「おてやわらかによろしくね」とそれとなく言っておけばみんな温かく迎えてくれるはずですよ。
二次会幹事を兄弟に頼むことはイレギュラーではないかと不安な声もありますが、二次会の準備は結婚式の準備と並行して行わなくてはいけないことが多いので、こまめに連絡が取りやすく、気兼ねなく意見できる兄弟に幹事を頼むことで、かえって気楽で準備が進めやすくなります。
そして最近はゲスト全員に楽しんでもらうために、新郎新婦自分達で二次会を企画準備したり、代行業者を利用したりと、あえて幹事を友人ゲストに頼まない人も増えています。
兄弟に頼むことで自分達の負担も減りゲストをおもてなしできますし、マニュアル化しがちな代行業者の二次会よりもアットホームで居心地のいい雰囲気の二次会が叶うのではないでしょうか。
結婚式二次会幹事を兄弟(姉妹)にお願いして友人達をおもてなししよう!
そもそも友人を招くイメージが強い、結婚式二次会の幹事を兄弟にお願いするのはアリなのでしょうか。
親族がいると気楽に楽しめないイメージもありますが、年代の近い兄弟なら馴染みやすいですし、メリットも沢山あります!
現在の状況や都合などが把握しやすいのでこまめに連絡も取りやすく、お互い意見し合えるので準備がスムーズに進みます。本来ゲストにお願いする幹事の仕事を兄弟にお願いすることで、招待した友人全員にゲストとして楽しんでもらえるのです。
しかし兄弟が人見知りでとっつきにくいような性格だったり、極端に年代が合わなかったりするとお互い気を遣ってしまう可能性があるので、幹事を頼むのは避けたほうがよさそうです。
さらに兄弟とゲスト達が打ち解けられるように、仲裁に入って会話を盛り上げたり、司会進行の手伝いをしたりして積極的に協力してあげることも素敵なパーティーにするポイントですよ。
一般的に二次会幹事は仲のいい友人に頼む、というイメージは強いかもしれませんが、一緒に育ってきた兄弟にお願いすることでアットホームで素敵なパーティーにしてくれるはずです。