結婚式二次会幹事をお願いするとき、どう頼んでいいのか悩むこともあるでしょう。
一般的には仲のいい友人に頼むことが多いようですが、普段から距離が近いからこそ、砕け過ぎたり、ぞんざいな言い方になってしまうということもあるのではないでしょうか。
しかし幹事の仕事は準備から当日の進行まで、やることが多い大変な役割です。
親しい仲でも相手のスケジュールを気遣ったり、丁寧な言い方を心掛ける必要があります。
せっかくの信頼関係がお祝いの席で壊れてしまうのは避けたいですし、あまりにも二次会の内容などが不透明過ぎると引き受けてもらえない場合もあります。
頼み方とはそれほどに重要なことなのです。
幹事をお願するときのポイントとして、
- 礼儀正しく、気遣いを忘れずに
- 具体的に内容を提示する
というふたつを挙げました。
親しい仲とはいえ大変な役割をお願いする事実は変わりませんし、何かを依頼するときに丁寧に礼儀がなっている言い方をするのは当然です。
そして大変な役割だからこそ、引き受けるか引き受けないか検討する材料を十分に提示するべきです。
二次会の内容や幹事にやってほしいことを、依頼するときに一緒に伝えてあげると、お願いされた方は今の自分の状況と照らし合わせて考えることができます。
最初から納得して引き受けてもらえた方が、後々お互い「聞いていないよ!」となったり意見の食い違いが出たりなどトラブルに発展してしまう可能性を未然に防げるのではないでしょうか。
曖昧な情報だけだと判断がつかない
結婚式二次会幹事の仕事は、打ち合わせから当日までやることが沢山あり、生半可な気持ちでできることではありません。
頼む方としても頼み方に悩んでしまいますよね。
唐突なお願いや当日までの期間が差し迫ってからの依頼ではバタバタしてしまいますし、幹事の方にも時間的に無理をさせてしまうことになり、迷惑をかけてしまいます。
また頼むときの言い方も、いくら仲がいいからといって一方的な言い方や丸投げするような姿勢はよくありません。
頼みたい相手がどう感じるか配慮した頼み方を心掛けなければ、引き受けてもらえないかもしれません。
渋々といった感じで引き受けてもらった人にあれこれと指示して準備してもらうのはあまり気持ちがいいものではありませんよね。
そして幹事を頼む際に二次会パーティーのイメージややることが抽象的すぎることも問題です。
何をするのか不透明だと不安ですし、引き受けても大丈夫なのか判断がつきません。
それでは大変な幹事の仕事を頼む側としては不親切でしょう。
結婚式二次会幹事の頼み方、お願いするときのポイント
どんなに仲のいい友人でも、幹事をお願いするということはプライベートの時間を削って二次会の準備に協力してもらうということなので、相手のスケジュールに配慮し、謙虚な姿勢で頼むべきでしょう。
一生に一度のおめでたい日を作り上げる大役の協力を仰ぐのですから、普段よりも丁寧に、詳しく事情を説明してお願いすることでお互い納得した形で進めていけるでしょう。
幹事の頼み方、お願いするときのポイント①礼儀正しく、気遣いを忘れずに
二次会幹事を頼むときはまず相手のスケジュールを確認してからにしましょう。
結婚式に参加の意志があってもその後の予定が空いているかどうかから確認が必要です。
当日の予定から準備期間や打ち合わせがあることなどを伝え、時間を作ることが可能か確認し、相手が余裕を持って取り組めるようならお願いしましょう。
仕事や子育てなどで忙しい人ではお願いしたはいいですが消耗させてしまうようでは元も子もありません。
そして直接会っての依頼だとその場で断りにくいという心情もあるので、まずメールなどで依頼することで冷静に考える時間が取れて親切です。もちろん礼儀として直接話すのは大切なことなので、メールでの依頼で承諾を得ることができたら、アポイントを取って会って改めてお願いをするのがいいでしょう。
さらに幹事は仕事量の多い役割なので、せめて3か月前には頼むようにするなど、時間的な配慮も必要です。
頼み方も、礼儀を忘れず丁寧な言い方を心掛けましょう。
二次会の参加の承諾をもらえたら続けて幹事の依頼をしてみましょう。
『もしよければ、二次会の幹事をお願できませんか?信頼できる○○さんがお手伝いしてくれたら嬉しいと思って相談しました。二次会でやりたいことは以下の通りです。ご検討ください』
とあくまで相手にゆだねる丁寧な言い方になるようにしましょう。
「あなただから依頼したいんだ」という特別な気持ちが伝われば頼まれた方も嬉しいですし、「ならば協力してあげよう!」という気持ちになるはずです。
「信頼しているからこその依頼です」ということが伝わる頼み方をしましょう。
仲のいい友人には、普段から距離が近いせいで伝えにくいかもしれませんが、人生の節目の時に一緒に居てほしいと思っていることが伝わるのは友人として嬉しいことですよね。
幹事をお願いしたことでよりお互いの絆が深まるのが理想です。素直な気持ちを伝えるようにしましょう。
後になるほど伝えにくくなるので、最初に依頼するときから丁寧で配慮した言い方、また伝えたいことを意識しましょう。
過去に幹事経験がある人が友人に居れば貴重ですよね。
『普段から盛り上げ上手だし気配りもできる○○さんが幹事をやってくれたら、素敵なパーティーになると思ったので、お願いしてみました。ご検討ください』
と幹事向きの人柄だったらお願いするときに経験や能力を褒めましょう。
人に認めてもらうのは嬉しいことですし、引き受ける側は自分の需要を分かった上でやってくれるのでスムーズです。
また中々幹事をお願いできる人が見つからない場合は頼れる友人や先輩などに相談を持ち掛けてみましょう。
二次会の概要ややってほしいことを説明した上で、幹事が見つからないことを相談すれば、「私がやってあげるよ!」と名乗り出てくれるかもしれませんし、誰かできそうな人を推薦してくれるかもしれません。
頼み方、相談の仕方はあくまで対寧に下から、愚痴っぽくならないように気を付けましょう。
純粋にお願いしたい、また幹事が見つからなくて悩んでいるということが分かればあなたのことを思ってくれている人であれば助けてくれるはずです。
幹事の頼み方、お願いするときのポイント②具体的に内容を提示する
また幹事を依頼するときに、二人が考えている二次会の雰囲気や内容を具体的に伝えることも重要です。
幹事を引き受けても大丈夫か、自分が役割を全うできるのかはみんな不安に思うところです。
幹事未経験の人なら尚更ですよね。やってもらいたいことを具体的に伝えることで、幹事を引き受けるか判断する最も大きな材料になりますし、自分がこれからやることのおおよその予想ができることで不安はなくなります。
・会場はモダンなモノトーン系で横浜、川崎周辺で探してほしいです(○月◇日までに)
・準備期間にやること
招待メール作成
景品(ゲームは○○を予定しています)
・プチギフト(○○の△△△)の買い出し
※買い出しの経費は事前支給致します
タイムテーブル作成(私たち夫婦で考えたものを表にして欲しいです)
・当日
司会進行役をお願いします
など頼む時は何をすべきか明確にし、自分がこれから何をするのか理解、納得してもらえる頼み方をすると親切です。
また人前に出るのが苦手な人もいるのでその人の性格に合わせて当日は照明や音響など裏方の役をお願いするなど配慮も必要です。
また「この役は苦手だけどそれ以外なら大丈夫」と言う場合もあるかもしれません。
依頼するときに変更も可能だからと伝えて意見してもらうことで引き受けてもらえる可能性は上がります。
幹事が複数人いるときは誰が何をやるのか割り振った一覧表があるとわかりやすいです。
新郎新婦の動き含め全体的な予定が分かりますし、その中での自分の役割をしっかり把握することができます。
一つの作業ごとに期限も明記することでより計画を立てやすくなります。
このように具体的にやってほしいことを提示することで幹事の役割が身近に感じられ、「自分でもできるかも」と思ってもらえる材料になるのです。
最初から納得して幹事を引き受けてもらえれば後々のトラブルは起こりにくいですよね。
引き受けてもらった後に計画表を渡すのは当然ですが、役割が全うできるかできないかの判断は依頼を受けた時にのみできることなので、頼む時や相談を持ち掛ける時にある程度の情報を提示できるようにしておくことが重要です。
謙虚な姿勢を忘れない
結婚式二次会幹事をお願いするとき、どう頼んでいいのか悩むこともあるでしょう。
親しい友人だと雑な頼み方になってしまいがちですが、幹事は大変な役割ですし、一生に一度の大切な日を一緒に作り上げる協力をお願いしているわけですから、普段よりも丁寧な言い方を心掛けましょう。
さらに「あなただからこそお願いしたい」という信頼の気持ちを伝えると長年の友人なら「人肌脱ごう!」という気持ちになるものです。
そして二次会の内容を具体的に提示してお願いすることで、やるべきことと今の自分の仕事やプライベートの状況を考え、総合的に判断できるようにしてお願いする方が親切です。