結婚式二次会で当日司会をしてくれる人が欲しいけど、頼める人がいないということはありませんか?では司会無しでも成り立つのでしょうか。
今回は
- 新郎新婦本人たちで司会をする!
- 要所だけアナウンスしてくれるように幹事に頼む
- 司会無しでパーティーがマンネリ化しがちなときの対処法
- 幹事代行業者に頼む
という観点から司会無しでもパーティーを成功させるポイントや注意点を説明します。
新郎新婦本人たちで司会進行も担当すると自分達でこだわりの空間を作りやすく、アットホームな雰囲気の二次会を目指す人にはおすすめですよ。
しかし司会がいないことでできることが限られたり、パーティーがマンネリ化しやすくなったりします。その際の解決策も合わせてご紹介します。
司会無しの二次会の問題点とは
仕事や育児などで忙しく、中々幹事を頼める人がいないということもありますよね。
ましてや司会となると緊張もしますし受付や買い出しなどの係とはまた違ったプレッシャーを感じるかもしれません。
人前で話すのが苦手な人もいますし、大勢のゲストをまとめる統率力もある程度は必要ですし苦手意識を抱く人は少なくないでしょう。
当日は司会をしていれば飲んだり食べたりも思うようにできない場合もありますし、ゲストへの負担を懸念してしまい依頼できないという心理的な問題もあります。
では、司会無しの結婚式二次会はどんな問題点があるのでしょうか。
まずは、やりたいイベントが限られるということでしょう。
例えばケーキ入刀やファーストバイトなどは新郎新婦本人たちが主役で行うので難しいですよね。
自分達で「それでは入刀します」「せーので食べさせ合ってもらいます」などとアナウンスしながら行うのは不可能です。
司会無しで急にケーキ登場、入刀してもイベント自体がチープになってしまいますしゲストが付いてこられませんしね。
さらに、司会がいれば決めたタイムスケジュールでアナウンスを入れたり着席を促したりして時間通りに進めやすいですが、司会無しだと全体的にメリハリのない間延びした印象になりがちです。
さらに二次会の会場は時間制限があることも多く、2時間半で完全撤収という感じですがダラダラして時間内に終わらない、終了間際になって焦るなんて事態になりかねません。
司会がいなくてもできないことはないですが、いた方がパーティーはスムーズにいくかもしれません。
司会無しで結婚式二次会を成功させるには
二次会当日に司会を頼む人がいないという事態は少なくないはずです。
しかし司会無しではできることが限られたり、間延びしたパーティーになりがちです。では司会を頼む人がいない場合はどうすればいいのでしょうか。
新郎新婦たち本人で司会をする!
披露宴と違って二次会では自由度が増すため、人数や金額でイベントや二次会の内容を設定することが可能です。
つまり司会の必要ないプログラムにすれば友人ゲストに司会を頼まなくていいのです。
メリットとしては自分達のペースでパーティーを進められるということです。
ゲームやゲストの紹介なども自分達でできるので自分達の色が出やすく、こだわりのあるカップルが多く選択する方法です。
しかし自分達で準備すること、やることの量が増えるので負担も増えることになります。
準備を早めに始め、後で焦らないようにする工夫が必要でしょう。
友人に頼むとしても不慣れで人前で話すのに慣れていない人だとかえってダラダラしてしまう可能性もあるので、ムードが壊れたりすることが心配なら無理に友人に頼まず、自分達でやった方が納得もできるかもしれませんね。
そして必然的に他に司会が必要になるようなイベントは避けなくてはいけません。
ケーキに入刀などは避け、ゲスト紹介をして乾杯やスピーチをしてもらうだけでもいいでしょう。
内容を複雑にせず、飲み会感覚のラフなパーティーにすればゲストがリラックスして楽しめますし、会費も安く済むというメリットもあります。
要所だけアナウンスしてくれるように幹事に頼む
自分達で司会をするとなるとできるイベントが限られるので、自分達司会だと厳しい時だけ幹事、または友人ゲストにお願いするのもアリでしょう。
披露宴から二次会会場に移動する場合では新郎新婦は片付けや必要なら着替えなどでどうしても時間がかかり、ゲストの方が早く会場に着くことも多いです。
そうなると新郎新婦が到着するまでゲストはただ待っていることになります。そういうときに会場の案内や先にドリンクを手配し「飲みながらお待ちください」という案内を一言でも入れてくれたらゲストの気分も違いますよね。
自分達が司会進行できるゲームやスピーチしてくれるゲストの紹介などできることは自分達でやることにすれば、必要な個所だけ友人にお願いすればいいので、友人もずっと気を張っている必要もなく負担は少ないので引き受けてもらいやすいのではないでしょうか。
例えばケーキバイトなら「お互い食べさせ合ってもらいます!」と前置きしたり「せーのでアーン」を促したりなどアナウンスのセリフをある程度台本にして渡してあげると親切ですし、友人も安心でしょう。
そうすればやりたいイベントも実現しやすいですし、自分達の負担も分散できます。
注意点としては余裕のあるプログラムにすることです。
詰め込み過ぎると当日ハプニングなどで時間が押したり、思い通りにいかず焦ってグダグダになったりするので気を付けましょう。
司会無しでパーティーがマンネリ化しがちなときの対処は?
パーティーのマンネリ化を心配される人はビンゴやルーレット系の自分達が司会をして盛り上がれるようなゲームを行ってもいいでしょう。数千円程度の景品や商品券などでも十分マンネリを防げますよ。
またスクリーンがある会場ならスペシャルムービーを上映してもいいかもしれません。
ゲストとの思い出の写真や動画を編集して流したりすると盛り上がります。
結婚式や披露宴の映像なども式に参列していない人には新鮮で嬉しいですよね。
今は動画編集も簡単にできるアプリなどもありますし、編集やテロップを入れたりするのも容易にできるので負担も少ないです。
注意点としては長すぎるとゲストが飽きるので最長3分前後にするといいでしょう。そしてトラブルが多いのでちゃんと流れるか事前に会場でチェックしておきましょう。
テーブルフォトラウンドは準備なしでできて容易にマンネリを防げる方法です。
テーブルがあればテーブルの友人ごとに、また仲のいいグループごとなどで写真を取る時間を作るのです。
例えば「Happy Wedding 」などのPOPなペーパーアイテムやフラッグなどを持ってもらったり、帽子や髭など簡単なパーティーグッズを配って身に着けてもらえばインスタ映えするような写真が取れますし、普通に撮影するより盛り上がります。
幹事代行業者に頼む
主役のふたりで司会進行をするということはどうしてもイベントなどできることが限られますし、準備することの量も増えます。
幹事代行業者に依頼すると司会が付いてくるところも多いので、準備しなくていいですし、プロに任せるので安心ですよね。
司会が必要なプログラムではないけど、要所のアナウンスはあった方がいいかも、という人は進行だけ依頼できるところを探すのもアリです。
幹事代行業者の中には、例えば受付は友人に頼むからなしで、と必要なことだけ自分達で選択できるところがあります。
二次会のパーティー会場を探すときに会場に進行役が付いてくるところがあるのでそういった会場を選ぶのも手でしょう。
会場の説明や、ムービーを流す際の着席を促すアナウンスなども、あるのとないのでは違います。
メリハリがつくので、司会はいなくても進行役がいれば回るようなプログラムに設定しておいて進行役のスタッフに頼んでおきましょう。
司会無しで結婚式二次会ができるのか
結婚式二次会の司会を頼む人がいないと悩んではいませんか?依頼したい友人が仕事や育児で忙しかったり、友人の負担を考えると中々お願いできないですよね。
大勢の前で話すことになりますし、みんなの意識を集めたり着席を促したりすることは素人には骨の折れる仕事です。苦手意識があり、やりたくないと思う人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと司会がいなくても結婚式二次会はできます。新郎新婦自分達でも十分に司会進行できるようなシンプルなプログラムにすれば司会役がいなくても問題ありません。
自分達ペースでオリジナルの空間が演出できるのがメリットです。
またどうしても外せないイベントがありそれが自分達の進行では厳しい場合はそこだけ幹事や友人ゲストに司会をお願いするのも手です。
全ての司会進行を任せるわけじゃないので友人の負担も少なく、お願いしやすいですし引き受けてくれる確率も高まるのではないでしょうか。
少人数の二次会ではそれで充分ですが、人数が多いとそれだけ一人一人の行動を把握するのが難しくなり統率するのが大変になるので、司会無しでは厳しい場合があるので注意しましょう。
最近はイベント事を避けて飲み会感覚のアットホームなパーティーにする人も多いようです。
リラックスして楽しめるメリットがありますが、その分マンネリ化しやすくなるのは事実です。
マンネリ化を防ぐために自分達で司会進行できるゲームを開催したり、動画を上映するのがおすすめです。
ペーパーアイテムなどを活用したフォトラウンドも盛り上がりますし、ゲストみんなと話ができるきっかけにもなるのでおすすめです。
どうしても司会が必要なら、幹事代行業者に依頼して司会をやってもらうのが安心です。金額との相談ですがプロの人が司会進行をしてくれるなら安心して任せられますよね。
自由度が高い結婚式二次会は司会無しでの開催が大いに可能です。しかしプログラムややりたいイベントなど状況によっては司会がいないと厳しい場合があるので注意しましょう。