結婚式二次会の司会は女性の方がいいのでしょうか。
結婚式では女性の司会者が多いイメージですよね。
結婚式二次会では友人に頼んだり、代行業者に依頼したりそれぞれだと思います。
司会を女性に依頼するメリット、またデメリット、さらに友人夫婦から司会を頼まれた際の注意点をご紹介します。
女性司会のメリット・デメリット
結婚式二次会において司会はパーティーの印象を決める大切な要素になります。
パーティーで一番しゃべることになる進行役として、どうしても注目を集めることになるからです。
男性と女性では、声や話し方が違うので、与える印象も変わります。
一般的には年配のゲストが多い場合は女性司会の方が受けがよく、若いゲストが多い場合は男性司会者でワイワイ盛り上げる、といった狙いで選ぶことが多いようです。
このようにパーティーに招待するゲストの男女比や年齢層によって決めるのもいいかもしれませんね。
結婚式二次会の司会を女性にするメリット
しかし結婚式では女性の司会者が多いイメージですよね。
比較的声が高い傾向にあるので、会場内に声が届きやすいのはメリットです。
また、女性の声の方がパーティーの雰囲気が明るく華やかになる効果があります。
さらにはパーティーで撮る写真にどうしても写り込むので、その時に女性の方が華やかに見えるという見栄えのこともあるでしょう。
司会を友人に頼む場合でも代行業者や外注する場合でも、女性はドレスを着て着飾るので、写真に写るとふり幅の少ないスーツ姿の男性より一目見たときの華やかさがありますよね。
さらに司会を外注する場合は、女性の方が新婦は色々なことを相談しやすいのではないでしょうか。
パーティーで言わないでほしいNGワードや、どんな進行にして欲しいなどの要望を伝えるときに女性の方が意見を言いやすいです。
例えば下ネタ禁止や授かり婚でゲストにあまり知られたくない場合など、そのことを事前に相談する必要がありますよね。
女性ならではのこだわりがある人は多いと思うので相談に乗ってもらいやすいかもしれません。
また細かい気遣いができるのも女性の特徴です。当日は突然の変更やトラブルがあるかもしれません。
もちろん人によりますし性別に限りませんが、機転を利かせて声をかけたり配慮してくれる、そのゲスト一人一人への心遣いがパーティーの全体的な印象になりますし、ゲストの満足度に繋がります。
結婚式二次会の司会を女性にするデメリット
女性司会のパーティー参加経験者のネガティブな意見で多かったのが、「高い声でキンキン叫ばれた」「甲高い声が苦手だった」という声です。
本来メリットであるはずの高い声がマイナス要素になってしまい、かえって聞き取りづらいこともあるようです。
よくあるアパレル販売員の「いらっしゃいませ」の言い方が気に障る、というのと同じような感じでしょうか。
女性の高い声が苦手な場合は年配の女性や男性の司会を指名するといいでしょう。
外注する場合は担当者に伝えれば要望に応えてくれるはずですよ。
女性の司会者を選ぶメリットをお伝えしましたが、声や話し方を含めてゲストに与える印象は人によって違います。
友人に依頼する場合は新郎新婦の友人なのでどんな司会者になるか予想できますし、外注する場合でも、司会にこだわるならまず打ち合わせで話してみましょう。
外注や代行業者に依頼する場合は実際に司会が進行しているパーティーの映像を見せてもらうことができるところもあります。
どんな感じか気になる場合は映像を見せてもらえるか聞いてみるのもいいでしょう。
つまり司会は「ゲストの雰囲気」と「どんなパーティーにしたいか」で決めるといいでしょう。
会社関係者を多く招待しているようなら少しかしこまった司会ができる女性を、友達同士ならにぎやかにとにかく盛り上げてくれる人など、実際話してみて目指すパーティーの雰囲気に合った人にお願いするのが間違いないでしょう。
司会を頼まれた時に注意すること
友人の結婚式二次会の司会を頼まれた時の注意点をご紹介します。司会代行業者や外注する場合はプロなのでわきまえていると思いますが、友人に司会を依頼する場合は慣れず分からないことばかりですよね。
まずは服装ですが、司会は目立つ役どころでパーティーの引き立て役でもあるのでしっかり正装しましょう。
ヘアやメイクも普段より派手目にしてもいいでしょう。しかし、新婦より目立ってしまうのはNGです。
主役ではないので、スカートなら膝が出ない丈に、アクセサリー類も目立ちすぎないワンポイントのものなどがおすすめです。洋服にはしっかりアイロンをかけて清潔感のある印象を心掛けましょう。
さらに声の大きさや話し方も、司会をやる上で大切な要素です。
初めてのことで自信がないと余計に大きな声で話すのは難しいですよね。
音域的には男性より響きやすく華やかに聞こえますが、声が小さければ元も子もありません。
女性のか細い声で話していては、マイクを通していても会場をまとめ上げる司会は難しいでしょう。
事前にタイムスケジュールや大まかなセリフを書き込んだ台本を用意し、できれば事前に何度かリハーサルをしておきましょう。
例えばケーキ入刀の場面は「それではケーキ入刀して頂きましょう。」「ご唱和ください、せーの、あーーん」などセリフが決まっていて、リハーサルで何度か話していれば自信をもって言えるようになるものです。
女性が自信の無い小さい声で司会をしているとゲストも心配になってしまい心から楽しめませんよね。
自信をもって司会進行できるように、事前にできることは準備しておきましょう。
パーティーとゲストの雰囲気に合った人に依頼しよう
結婚式二次会の司会は女性がいいのか悩んではいませんか?
女性の方が声が高いので会場内に届きやすく、パーティーの雰囲気も明るく華やかになります。
また写真に写り込んだ時にドレスアップした女性の方が華やかに見えるということもあります。
また新婦は女性の方が意見を言いやすい傾向にあるでしょう。
そもそも友人なら相談しやすいですが、外注する場合は司会の人と直接打ち合わせする機会があると思うのでその時に希望を伝えてみましょう。
そして友人に依頼する場合は自信がないと声が小さくなり司会が成り立たなくなってしまうので、事前に台本を用意しリハーサルや打ち合わせを重ねることで司会の友人が自信をもって大きい声で進行できるように準備しましょう。
女性と男性で声や話し方の差はありますが、司会の技術やパーティーの回し方などは人それぞれなので、落ち着いた印象のパーティーにしたい場合は年配の人や落ち着いた声で進行してくれる男性を選ぶなど、パーティーの雰囲気や招待するゲストに合った人を選ぶといいでしょう。