※当サイトではアフィリエイト広告を利用しております。
結婚式二次会の台本はどうする?シナリオのテンプレートをご紹介!

結婚式二次会の台本はどうする?シナリオのテンプレートをご紹介!

結婚式二次会の幹事は当日の進行も大切な役割の一つになります。

行き当たりばったりでは対応力に欠けますし、緊張すると頭が真っ白になって何を言えばいいのか分からなくなってしまったりします。

そんな時プログラムの流れに沿った台本があれば安心ですよね。

今回は結婚式二次会幹事の台本のテンプレートをご紹介します。

結婚式二次会の台本テンプレートをご紹介

結婚式二次会の台本テンプレートをご紹介

二次会当日は進行やゲストケアに追われ、さらに機材トラブルなどがあると混乱を極める状況になりかねません。

勢いで何とかしようとすると時間の割り振りが上手くいかず大幅に時間が押してしまう原因になります。

さらに進行の流れがスムーズにいかないとゲストを待たせたり進行が止まったりしてしまう恐れがあります。

例えばスクリーンを用意する前に司会が「スクリーンにご注目ください」とアナウンスしてしまうと、ゲストはスクリーンを降ろしてセッティングするまでの間待っていなくてはいけなくなります。

というように、流れを見てゲストにとっても時間的なことにおいてもスムーズに進行するためにはやるべきことを細かく書いた台本が必要になります。

事前に台本を用意して当日手元に置いておくだけで安心感が違います。一般的な進行例のテンプレートをご紹介します。

時間 内容 幹事の動き・やること
~18:00 ゲスト着席を確認、会場案内、司会者紹介など (司会者・幹事挨拶)
司会者、幹事も必要あれば挨拶
(顔を覚えてもらった方がゲストケアもしやすい)(会場・料理の説明など)
・お手洗い・喫煙所の場所など案内
・料理・ドリンクの説明

(ウエディングツリーなどがあれば)
まだ署名が済んでいないゲストにお声がけしてやってもらう。

(パーティー開始までの待ち方)
ウェルカムドリンクがある場合は、飲んでいないゲストに「お飲みになりながらお待ちください」と伝えてあげる。お代わりの対応など。

18:00 新郎新婦 入場 (BGMでふたり入場)
拍手のタイミングなどを先導してゲストを盛り上げる。
18:05 ウェルカムスピーチ (司会が新郎(新婦)を紹介する)
マイクを渡す、必要であればスピーチの場所まで誘導。
18:10 乾杯挨拶 (司会が乾杯する方を紹介)
全員に乾杯酒が届いているか確認。乾杯の方にマイクを渡す、またはマイクの前に誘導。
18:15 ウエディングセレモニーなど (ケーキ入刀)
ウエディングセレモニー用のBGMに切り替え。
司会のアナウンスと共にケーキ入刀。入刀の瞬間にBGMのボリュームUP。
(ファーストバイト)
バイト用スプーンやお皿、口元を拭くおしぼりなどを 用意、ふたりに渡す。
ゲストが見えるように、また写真を撮りやすいように場所の誘導。
18:20 歓談時間、食事タイム① 歓談用BGM・VTRなどに切り替える。スクリーンの準備。 歓談中に写真撮影を促す(テーブルごとに順番に声がけするなど)
18:40 余興・ゲームなど(ビンゴゲームの場合) 余興・ゲーム用BGMに切り替える。景品の説明から入ると歓談のまったりした雰囲気から切り替えやすく、目玉商品を提示しゲストのゲーム参加意欲を刺激することもできる。司会が説明し、商品を持ち上げたり示したりしてゲストに見せる。

(必要であれば簡単にルール説明)
全員にビンゴカードが行き届いているか確認。聞いていない人に参加を促すなどのゲストケア。

19:00 歓談時間、食事タイム② ←時間調整の意味もあるのでタイムスケジュールが押していたら省いてもOK
19:20 ビデオレター、VTRなど(友人代表スピーチ→エンドロールの場合) クライマックスBGMに切り替え。

(司会がスピーチをする方を紹介)
マイクを渡すまたはマイクの前に誘導
スクリーン準備→エンドロール

(司会がスクリーンへの注目を促す)
→VTR上映スタート

19:30 謝辞 (新郎新婦から一言挨拶)
BGM流す。(司会がアナウンス)
新郎新婦にマイクを渡すまたはマイクの前に誘導
~20:00 新郎新婦退場&お見送り

その他のイベント例

一般的な例としてウエディングセレモニーとビンゴゲームの場合の台本をご紹介しました。

その他のイベントでのシナリオもいくつかご紹介しましょう。

女性が多い場合はブーケプルズやサプライズ演出のケーキプルズ、ラッキードラジェも人気です。少人数なら幹事もゲストを誘導しやすいので取り入れやすいです。

大規模なパーティーの場合はビンゴなど誰でも知っているゲームなどできるだけシンプルな余興がいいでしょう。

余興をゲストにお願いしていて着替えや準備がある場合は、その時間を逆算して声をかけて準備してもらうようにします。

ブーケプルズ (司会が前方に集まるようにアナウンス)
ゲストが中々席を立たないようなら、個人的に声掛けする。
※男性陣にも声掛けして参加してもらうように促すと女性陣も参加しやすくなる。
キャンドルサービス (テーブルラウンドの場合)
キャンドルを準備。火を付ける。(一人一人がキャンドルを持っている場合)
先に好きな形に並んでもらうよう誘導。会場の照明を落とす。※事前にキャンドルを配ってあれば取り出してもらい、ゲスト全員が持っているか確認して回る。
バンド映像・ 歌唱など 機材・ピアノなどの準備を整える。

(司会が演奏者・内容・エピソードなどを紹介)
スペースまで誘導。マイクや楽器を手渡すなど演奏の準備を手伝う。

ケーキプルズ・ ラッキードラジェ (ケーキプルズ)
ケーキに先にリボンを付けたチャームを隠す。ケーキの周りにゲストを誘導する。                                 (ラッキードラジェ)
いくつかのデザートにドラジェを隠す(当たった人に景品なら景品を、スピーチをもらうならマイクを用意。)

会場のレイアウトを動かしてスペースを作ったり、ゲストを動かしたりする必要がある場合はその段取りや声かけの仕方、タイミングなども詳しく書き込み、幹事、スタッフ全員で共有しておきましょう。

拍手や声掛けのタイミングなどは、当日まで原稿に手を入れながらより良い台本にしていきましょう。

大人数の時は幹事の人数や当日のサポートスタッフも多い方がゲストに対応しやすいです。

ウエディングツリーなど署名やスタンプを押してもらうものがあれば受付時に一緒にやってもらうとスムーズです。

大人数の場合は一度にゲストが大勢きて対応しきれなくなてしまうかもしれないので、その都度数えたりゲストリストと照らし合わせて確認したりして見逃しがないように注意しましょう。

入退場時やケーキイベントなどは拍手を呼び掛けて幹事が積極的に盛り上げる意識が大切です。

会場の貸出時間が伸びると追加料金が発生してしまう場合があるので、お開きにな ったらスムーズに退場を呼びかけましょう。

幹事をやることに慣れていない人も多いのではないでしょうか。

当日に台本通りに全て実行するのは難しいものです。トラブルが起こることを想定しその際の行動を幹事で考案、共有しておくことが大切です。

どのイベントと順番を入れ替えるのか、中止するのか、時間が押した場合はどうするのかなど、何パターンか考えておくと当日焦らずに済むでしょう。

例えば機材トラブルで演奏ができなければ、準備が整うまでの間に流す新郎新婦のプロフィールVTRなどを準備しておく、ゲームで時間が押してしまったらその後の歓談は割愛、それでも間に合わなかったら最後の新郎新婦の挨拶を新郎のみにする、などです。

当日柔軟な対応ができるような台本を作りましょう。

結婚式二次会、どんな台本にすればいい?シナリオ作りのポイントとは

結婚式二次会の幹事は当日の進行も任されることになります。

慣れていない人は特に、台本を用意し準備を整えておく必要があるでしょう。

一般的な内容で作った台本のテンプレートをご紹介しましたので、ご自由に修正してオリジナルの台本を作ってみて下さい。

機材トラブルなども考えられるので、その場合は次のイベントと順番を入れ替えるなど、柔軟な対応が必要になります。

基本的なことですが司会がアナウンスしてから準備するのでは遅いですよね。

ゲームや余興の準備、スクリーンの準備などを整えてから司会のアナウンスを入れるのが理想です。ゲストを待たせることのないように順序を踏んだスムーズな台本を目指しましょう。

結婚式二次会の司会進行は大変な仕事です。しかしその分、役割をやり遂げたときの達成感も非常に大きいです。

ゲストが楽しんでいる様子や「楽しかったよ」と実際に言ってもらうのは本当に嬉しいものです。

新郎新婦からの「ありがとう」も大変な仕事をこなした気持ちが報われるような気がするものですよ。

新郎新婦とゲストに喜んでもらえるよう、台本をしっかり用意して万全の状態で当日を迎えましょう。